マレーシアの日本人コミュニティを解説

マレーシアの日本人コミュニティ

日本人が移住したい国No.1に選ばれ続けるマレーシア(財団法人ロングステイ財団による調査)。実際にマレーシアで暮らし始めると、バンコクやシンガポールほどではありませんが、かなり多くの日本人に遭遇します。

マレーシアに転職で来た場合、なるべく日本人との距離を置いて、英語力を高めたいと思うかもしれませんが、お互い同じ様な悩みを抱えてて、困った時に頼りになるのも日本人という側面もあります。今回はマレーシアの日本人コミュニティを探ってみました。

日本からの移住者が増え続けるマレーシア

日本からの移住者が増え続けるマレーシア

日本人増加率がタイを上回る年も

日本人の、3か月以上の長期居住者数が毎年増加し続けるマレーシア。ついに居住者3万人に達する勢いで増え、居住者の増加率はタイを上回る年があるほどになっています(参考:外務省海外在留邦人数調査統計)。大規模な日本人コミュニティも形成されるようになりました。

社会人移住者は20~60歳代まで幅広い

クアラルンプールにいると40代以下の日本人に多く会いますが、郊外や地方都市にいると意外にも50代以上の日本人移住者にかなりの確率で遭遇します。

MM2Hビザでのシニア移住者が多いのが一因と思われますが、実は「フルタイムで働いています」というミドル〜シニアの方も増えてきた印象があります。

コールセンターには50代の方も一定数います。日本での関連業務経験や日本的なビジネス対応ができることが評価される人もいますし、英語力が評価されて働いている人もいます。

年齢について書いた記事は以下の記事がありますので、参考にしてみてください。

職場に通うだけで何名、何十名もの日本人同僚ができるのはコールセンターだからこそのメリットです。現地採用者は1人か2人のみという日系企業もたくさんある中で、コールセンター勤務の日本人が羨ましがられる点でもあります。

マレーシアの日本人コミュニティ

クアラルンプール日本人会には法人300社以上、個人は4,000人以上(家族含む)が参加している

実際にどのような日本人コミュニティーがマレーシア(クアラルンプール中心ですが)にあるのか見てみます。

日本人会

まず挙げられるのは「日本人会」でしょう。クアラルンプール日本人会が主催する盆踊り大会は、大会前後に専門の送迎バスが用意されるほど、マレーシアのメジャーなイベントとして定着しています。遊びに来るマレーシア人や日本人の交通渋滞解消や飲酒運転防止のために、マレーシアのバス会社が期間中のみ運行しています。

他にも、日本人会が取りまとめる部活動やサークル活動、文化イベントなど、参加するだけであっという間に日本人の友人を作れる機会があります。

クアラルンプールだけではなく、ペナンにもあります。

クアラルンプール日本人会:https://www.jckl.org.my/
ペナン日本人会:http://www.pja.org.my/

日本人街「モントキアラ」

日本人に囲まれて生活をしたいのであれば、クアラルンプール北部にモントキアラという地区があるのでそこで暮らすと良いでしょう。この地区には日系の居酒屋や焼肉屋などが多数存在し、日本の味に舌鼓を打てること間違いなしです。

モントキアラですと、イベントなどもやっているのがシャカリキという居酒屋さんです。
https://www.shakariki432.com/malaysia_jp/

駐在員家庭が多く、また、公共交通機関があまり発達していないため、車生活が強いられるエリアといえます。

日本人向けパーティー

日本人会に加入するのには年会費がかかります。年会費がかかるのはちょっと、と思うこともあるかもしれません。

そういった場合、日本人向けのイベント企画団体が主催するパーティーに参加するといった手段もあります。

「異業種交流会」と言う名前のイベント開催の案内が、Facebookグループやマレーシアの日本語フリーペーパーに案内されることがあります。こういったパーティーは毎年1回は開催され、参加者数も100名以上。きれいなダイニングバーで軽食を食べたり福引きを楽しむ、日本人のみの交流イベントといった体裁のものです。私が参加したパーティー「1じゃぱん」の当時の1回の参加費は日本円で3,000円程度。マレーシアにしては高めですが、日本国内のイベント参加費を考えると妥当な価格帯でしょう。

日本人サークル

Facebookグループなどで在マレーシア日本人向けのサークル団体や県人会のコミュニティを探すことができます。

マレーシアの日本人ママ友達

狭い日系社会の中で日本人ママ友達を持つか、持たないか。これは個人の判断によるところですが、もし持ちたい場合は、モントキアラで生活するか、日本人が多く通う学校に自分の子どもを通学させ、そこで知り合うことになるといったケースが多いです。

日本人向けフリーペーパー

和食レストランや日系病院に行くと、何種類かのフリーペーパーが置かれています。知名度の高い雑誌は『Weekly M Town』や『週刊Jspo』などです。フリーペーパーには、日本人コミュニティ活動のお知らせやレストラン主催のイベント告知などが掲載されており、要チェックです!

日本人コミュニティと上手く付き合うには

日本人コミュニティと上手く付き合うには?

3万人に達する勢いの在マレーシア日本人コミュニティ。

これだけ多いと人間関係も十人十色。しかし、どうしても異国における同胞意識は残るもの。相手が日本人というだけで、何気ない会話が妙に記憶に残ってしまうのも事実です。

そんなマレーシアで日本人社会とうまく共存している人に見られる、現地での人間関係のコツを考察します。

駐在員家族とどう関わるか

コールセンター勤務の場合はあまり関わることのない日系駐在員。しかし、イベントやサークルなどで知り合う機会もあるでしょう。

駐在妻の中には「駐妻コミュニティに疲れたので現地採用者とノビノビと遊びたい」という人もいます。

もし自分が若手駐在員の妻で、夫の上司の奥様(つまり先輩駐妻ですね)のお相手を、狭い駐妻社会の中でしなくてはならない場合、ふと「利害関係のない友人が欲しいな・・・」という感覚が芽生えるのは理解できるところ。

自分から積極的に関わる必要は無いかもしれませんが、相手の様子を見ながら友情を育むのは良いかもしれません。

噂は案外広がらない

クアラルンプールとその近郊に絞って言えることですが、バンコクのように狭い面積ではないため、街を歩いていて友人に遭遇することは殆どありません。また、そもそも日本に息苦しさを感じマレーシアに移住した人が多いため、人の噂話をしない人が大半です。

とはいえ、ごくまれに「○○に住む日本人が逮捕されたって!」などと驚くような話が伝え聞こえることがあります。マレーシアが認めない薬を日本から持ち込んだだけで逮捕、違法の副業が見つかり逮捕・・・多くの場合は信憑性のない噂話として忘れ去られます。ただ、ネガティブな話は言うのも聞くのも嫌なものです。

人の悪口を言う人とは距離を置く

残念ながら、日本でもマレーシアでも、ネガティブな人や悪口好きな人はいます。

「人の悪口を言う人とは、その悪口が自分のことでは無いとしても距離を置いて付き合う」のを心がけていると、現地での人間関係をうまく切り抜けられるかもしれません。

実際、現地で楽しくストレスフリーで暮らせている日本人は、このような心がけを自然に取り入れているようです。

つかず離れず、恋しくなったら日本人コミュニティと付き合う

つかず離れず、恋しくなったら日本人コミュニティと付き合う
日本が恋しくなったら、無理せず日本人と会ってみても良いかも

世界のどこにいても様々なタイプの日本人に出会います。困惑することもあるでしょう。

「自分はこんなふうにネガティブな人間関係に心血注ぐためにマレーシアに来たっけ?」と初心を思い出してみてください。自ずと考え改まり、良い意味で割り切った前向きな生活にシフトチェンジできるはずです。海外生活に「自律心」が必要なのは、こうした現実もあってのことです。

海外での日本人との付き合い方は、まさに工夫次第で良い内容にできるものです。マレーシアの多くのコールセンターは外資系。人間関係はドライでフラットな企業が多いです。あまり肩に力を入れず、日本人コミュニティを少し欲する時に、少し足を踏み入れてみれば良いのではないでしょうか。

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