【海外コールセンター就職の基本】マレーシアを知ろう

マレーシアはタイとならぶ「海外就職」ブームの聖地です。

人気になるもっともな理由もあります。英語圏であること、東南アジアの温暖な気候、穏健な多民族国家などこういったイメージを抱いて多くの日本人が海外就職を通じてのマレーシア移住に挑戦しています。

同時に人気があるため、必ずしも高待遇では無い求人に多くの日本人が集まるので、待遇はいまいちな国の印象があります。コールセンターの給与は総じて高い傾向にあります。

海外就職の前にマレーシアの概要を知ろう!

マレーシアのショッピングモールは世界クラスの快適さ

正式国名 マレーシア

マレーシアの国旗
マレーシアの国旗

面積 330,803平方キロメートル(日本の88%)

人口 3162万人(マレー系が7割、中華系が2割、その他インド系などで1割といった多民族国家です)

首都 クアラルンプール

首相 マハティール・ビン・モハマッド

マレーシア首相 マハティール・ビン・モハマッド
マレーシア首相 マハティール・ビン・モハマッド出典: wikimedia

主要都市 クアラルンプール(日本企業が多い。周辺のセランゴール州にはコールセンターが集積)、ペナン(工場勤務などたまに求人が出る)、ジョホールバル(シンガポールと隣接)

通貨 リンギット 約26.4円(2020年2月現在)

言語 マレーシア語、公用語は英語および中国語。中国語は北京語も多いが、広東語話者も多い。

日本との時差 −1時間

日本人と日系企業

在住邦人数 20,636人(2017年10月)前年比+4.7%

進出日系企業数 1,347社(2017年10月)前年比-3.1%

経済情報

GDP成長率 5.9%(2017年)

1人あたり名目GDP 11,340ドル(2017年)

2020年までに政府は15,000ドル超えを目指し、「先進国」入りを目指しています。主要産業 製造業(電気機器),農林業(天然ゴム,パーム油,木材)及び鉱業(錫,原油,LNG) 製造業は日系企業に存在感がある。また天然資源も豊富。

有力企業 メイバンク、テナガ・ナショナル(電力会社)、パブリックバンクなど

マレーシアの著名企業 メイバンク
マレーシアの著名企業 メイバンク 出典: samovar72 via wikimedia

生活

祝日(2020年)
1月25~26日 旧正月
1月27日 振替休日(旧正月) 
5月1日 メーデー 
5月7日 釈迦誕生日(ウエサク祭)
5月24~25日 断食明け大祭(※)
5月26日 振替休日(断食明け大祭)(※)
6月6日 国王誕生日
7月31~8月1日 イスラム犠牲祭(※)
8月20日 イスラム暦正月 
8月31日 独立記念日
9月16日 マレーシアデー
10月29日 ムハンマド降誕祭
11月14日 ヒンズー灯明祭(ディパバリ)(※)
12月25日 クリスマス  ※の箇所は変更可能性あり。

とにかく祝日が多いのがマレーシアの特徴。アジアで最も祝日が多い国と言われています。上記は全国の祝日ですが、他にも各州ごとの休暇もあります。

平均気温 通年で暑い。月平均は26.9〜28.7度(通年暑い)

タクシー Grabなどカーシェアサービスが普及。

コンセント 電圧220V。イギリス式のBFタイプ。変換プラグが必要。

マレーシアのコンセント 電圧220V。イギリス式のBFタイプ。変換プラグが必要。
イギリス式のBFタイプ

国際電話番号 +60

SIMカード 自由に買える。身分証明書の提示は必要。主な通信会社はcelcom、Maxis、DIGi、TuneTalkなど。

生活費が安く、年齢が上の人にも優しいマレーシアの海外就職環境

生活費が安く、年齢が上の人にも優しいマレーシアの海外就職環境

東南アジアといえば、超先進国のシンガポール、日系企業が多いタイなどに隠れるイメージのあるマレーシア。

ただ、生活満足度の高い都市ともいえます。日本人の口に合う食事、まだ安い物価、他国に比べるとまだ高い日系企業の存在感。比較的働きやすい環境が残っています。 また年齢制限がゆるいのも、マレーシアの素敵な点です。

マレーシアはMM2Hという10年有効の早期退職者向けビザを発給する国。日本で早めに退職して、マレーシアで働きつつ現地の生活環境に慣れ、早くリタイアしたいという人がおり、それを受け入れる企業もあります。

マレーシアで日本人が海外就職目指すなら、考えたい外資系のコールセンター

マレーシアで日本人が海外就職目指すなら、考えたい外資系のコールセンター

外資系企業では「ネイティブ日本人」であることに価値があるポジションがあります。マレーシアが他の国と異なるのは国が積極的に誘致しているコールセンター(BPO)でしょう。

英語が公用語、人件費が安いことがあることに加え、マレーシア政府が税金優遇、従業員へのビザ発給優遇を行っているので、多くのコールセンターが進出しています

マレーシアは一般企業からコールセンター業務を受注しているBPO専門会社のアジア拠点が多くあります。

例えば複数言語での顧客サポート業務が必要な航空会社から、BPO専門会社が仕事を受注します。マレーシアにコールセンター施設をつくり、そこに世界各国から数千人単位で採用します。

こういった中には「日本語がネイティブ」な人を数多く採用している会社がたくさんあります。「日本人だけでも年間500名採用してます」なんて会社は結構あります。BPO専門会社はある意味裏方の会社なので、社名は知られていない会社です。ただし、こんな企業が日本人を大量採用しています。

マレーシアの外資系コールセンターで働くことの是非

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「コールセンターはスキルにならない」というのは企業の人事担当者や人材紹介会社が良くいうセリフです。確かに日本で働いていると、コールセンターは専門性もなく、給与も安い、単純作業の職場といったイメージがあります。

一方で身も蓋もない事実はマレーシアの外資系コールセンターはマレーシアの日系企業より給与が良いということです。外資系コールセンターの場合、英語ができなくても月6,000リンギット程度は出るケースが多いです。日本企業の場合、名のしれた会社の営業職でも月5,000リンギットみたいな会社は結構あります。

あと、そもそも日本に戻ったときに現地採用だった人がそれほど評価されてないという事実があります。現地に根ざし、少人数でビジネスを回したという実務的には評価されても良いスキルが、いざ日本に戻ると「まあ、結局現地採用だったんでしょ?」という否定的な評価で一蹴されることはあるのです。

また、欧米系企業の「仕組み化」は見習うべきところがあります。色々な国の人が最大のパフォーマンスを上げられるように自社での研究、著名なコンサルティング会社を用いて作り上げた「仕組み化」のノウハウは、そこそこためになるのではと思います。

世界で日本企業の存在感はなくなる一方です。日本の雇用慣習も限界と言われます。せっかく海外で働くのに、日本の終わった雇用体系に好かれるために、自分を曲げて生きていく必要も無いでしょう。そう考えると、海外のコールセンターで働くことを頭ごなしに否定できないのが正直な心情です。

生活費は安い。5万円くらいでプール、ジム付きのコンドミニアムに住めるのは正直うらやましいです。

海外就職でマレーシアのコールセンターに挑戦したい?

マレーシア・クアラルンプールには華人が多く住み美味しい中華が食べられる

日本より少しリラックスして働ける。英語をブラッシュアップできる。高給はもらえないけど、生活費も安いから、まあ、OK!それがマレーシアです。 海外就職先としての人気が高まる中、難化する印象もありますが、マレーシアのコールセンターであれば、なんとか見つかる感じです。一度渡航して、ここで住んでみたいと思える方、チャレンジしてみてはいかがでしょう。

マレーシアを海外就職の舞台として選びたい?マレーシアで働くためのビザ要件

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外国で働くためには、ビザが必要です。ビザは働きたい国が発給します。多くの国では学歴要件やどの職種で何年の経験があるかの専門性が問われます。

マレーシアは学歴要件があります。もし、大卒を持っていなければ、より長期の社会人経験が必要です。

学歴要件 高卒以上(大検を持っている場合、大卒程度の判断を受ける)

就労年数 大卒は3年以上。短大・専門卒は5年以上。高卒は7年以上。

年齢制限 特になし。

最低給与 5,000リンギット(約14万円)以上    

外資系コールセンターはMSCステータスという特例を受けています。大卒の人は社会人経験がなくてもビザを出すことができます。高卒でも社会人経験があれば、ビザは出ます。  

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