【2026年最新情報】マレーシアで注意すべき犯罪や気候などについて

在マレーシア日本国大使館からの通知でも注意喚起がありましたが、観光客に対する犯罪が増加傾向にあります。

マレーシアはASEANの中でも比較的治安がよいとされていますが、日本と比べると犯罪発生率はかなり高いです。

2024年度の外務省のデータでは人口10万人あたりの強盗の発生率は日本の約12倍となっています。過去にさかのぼると20倍以上というデータもあります。いずれにせよ日本よりもはるかに高い発生率なのは確かです。

これはマレーシアに限ることではないのですが観光スポットなどの街頭犯罪で多いのはスリ、置き引き、ひったくりです。これらはちょっとした不注意から起きるので手荷物から目を離さない、バッグは斜めがけにする、リュックは前に背負うといったいった基本を守ることである程度は防げます。いずれにせよ日本の常識が通用しないという前提で行動する必要があります。

マレーシアで犯罪に巻き込まれないように注意する点

まず最初にマレーシアではMDAC(Malaysia Degital Arraival Card=マレーシアデジタル入国カード)の運用が始まっています。これは電子入国カードでマレーシア入国3日前から登録が可能です。

MDACの登録は無料です。クレジットカードの入力などがある場合は詐欺サイトの可能性もあるので注意しましょう。

観光や移住などでマレーシアにいる際に犯罪に巻き込まないようにするため、以下に犯罪の発生しやすい状況などをまとめてみました。

時間帯 早朝・深夜は繁華街でも人が少なくなります。また一部を除くと商店なども夕方になると閉まるので暗いシャッター通りとなってしまいます。
マレーシアの店は通常のシャッターの外側にさらにグリルと呼ばれる鉄格子のような防犯扉があったり、頑丈な南京錠のような鍵がいくつも設置されています。人通りの少ない時間の行動は不要不急以外に避けるようにしましょう。
マレーシア政府のデータによると夜間の家への侵入(強盗)は日中の4倍になるそうです。
場所 駅、空港、ショッピングモールなどではセキュリティガードが配備されていますがスリやひったくりには要注意。特にフードコートにおいて自分のバッグなどで場所取りをするのは論外です。また食事中も手回り品は椅子に置いたりしないようにしましょう。
ブキッビンタン、KLCC、パサセニ
タクシーや車 助手席に荷物を置いていると二人乗りのバイクが近づいてきて窓を割って荷物を奪われる(スマッシュ&グラブ)ことがある。特に渋滞中は注意。タクシー乗車中、荷物は窓と反対側に置くようにする。
詐欺 「日本円を見せてほしい」「自分(もしくは親戚など)が日本に行く」「日本語を勉強している」などと親しげに話しかけてくる場合は要注意。ついていったり、食事などを一緒にしないようにする。※睡眠強盗、違法は賭博などに誘導される可能性がある

マレーシア気候特性の雨季と乾季に注意すべきこと

マレーシア車

熱帯マレーシアの気候は大まかに言うと雨季と乾季に別れています。

マレーシア全体的でみると乾季は雨があまり降らず気温があがるため熱中症の警戒が必要です。雨季はクアラルンプールのあるマレー半島西側マレー半島東側&ボルネオ島で異なります。

マレーシアの雨季

マレー半島東海岸沖に浮かぶレダン島(Pulau Redang)、プルヘルティアン島(Pulau Perhentian)はマレーシア屈指のリゾートアイランドとして知られていますが、雨季(モンスーン)となる11月〜3月までは大雨が多く海が荒れることから閉鎖(期間休業)する施設も多くあります。

クアラルンプールのある西海岸側は曇りや雨の日が乾季よりも若干多くなります。また晴れの日が少なめになるため気温も若干下がり涼しい日もあります。雨が続き最高気温が24度前後といったこともありました。

日本でもゲリラ豪雨と呼ばれる雨が降りますがマレーシアではスコールと呼ばれそれがほぼ毎日降ります。時には激しい雷を伴うこともあり慣れないうちは驚くかもしれません。

大雨が続くとクアラルンプール市内の道路の一部は冠水し通行止めになることも珍しくはありません。車で移動中はワイパーを最強にしても周りが見えないこともあるので注意が必要です。また雨の中でもバイクが走っていたりするのでじゅうぶんな車間をとりましょう。

雨が続くようであれば地下駐車場の利用、低地への駐車は避けます。

雨季だけではなく雨が降ると渋滞や迂回路が発生するだけではなくグラブ(Grab)がつかまりにくくなり、さらに運賃が高騰します。クアラルンプール市内であれば公共交通機関(RapidKL)などの電車移動を優先することをオススメします。

マレーシアの乾季

乾季で一番注意したいのは6〜10月ごろに発生する煙害(ヘイズ)で毎年問題になっています。主に近隣諸国の野焼きや森林火災の煙が風向きによってマレー半島に流れてきて大気汚染指数(API)を引き起こします。喉や目を痛めやすく体調を崩すこともあるので水分補給を忘れずに。一部の学校などでは体育の授業が中止になったりすることもあります。

熱帯気候のマレーシアですが雨が降らないと気温がかなりあがり体感温度が40度近くなる日もあります。どうしても外に出る場合は日焼け止めを使い、長時間の歩行は避けましょう。

また熱帯気候のため蚊(ネッタイシマカ)によって媒介されるデング熱にも注意が必要です。雨季はまちろん乾季でも水たまりが多いところに生息します。

デング熱に関してはマレーシアの現地保険(プライベートインシュランス)に加入していればオプションで「デング熱保険」を加えることもできるので検討してもよいでしょう。デング熱の治療は主に対処療法となるため入院するのが一般的です。最大で1週間ほど入院することもあります。また自費治療の場合はRM8000〜(約30万8000円〜)と高額になるので日本から渡航の際も気をつけましょう。

完全な予防法はありませんが虫除けスプレーを使用し肌の露出を避けるなどが有効な場合もあります。

マレーシアリゾートビーチ海

またビーチリゾートでなどではサンドフライ(吸血ハエ)にも注意が必要です。蚊のように吸血をする虫ですが強い痒みと腫れが数日続きます。虫除けスプレーの中でも強めのDEET成分が配合されたものを使用するようにしましょう。

事前に情報収集をすることで防げるリスクもあります。渡航前に外務省や在マレーシア日本国大使館の公式発表などに目を通しておきましょう。

外務省海外安全ホームページ:マレーシア

在マレーシア日本国大使館