熱帯地域最大級!人口湿地プトラジャヤウエットランドを散策しよう

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クアラルンプールにあるKLフォレスト・エコ・パーク(KL Forest Eco Park)クアラルンプールの肺と呼ばれることがあります。都市の中にある森林でありマレーシア最古とも言われるジャングルであり市内に酸素を放出する貴重な緑であることがその由来です。

クアラルンプールから南へ約25kmに位置する連邦直轄領のプトラジャヤ(Putrajaya)。行政新首都あり政府機能を一部を担う人工的に開発された整然とした街です。行政機関はもちろん近代的な街並みに合わせたような現代的な建築や橋、モスクなどが点在していて観光地としても見るべきものが多いのが特徴です。

プトラジャヤ,ピンクモスク

観光スポットとして人気があり通称ピンクモスクと呼ばれるプトラモスク(Putra Mosque/Masjid Putra)はここプトラジャヤにあります。

今回はこのプトラジャヤにある東南アジア最大級の人工湿地プトラジャヤウェットパーク(Putrajaya Wetland Park/Taman Wetland)についてお伝えします。

マレーシア最大の湿地プトラジャヤ湿地について

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都市計画に基づいて作られたプトラジャヤはクアラルンプールとは対照的に広大な敷地にゆったりとしたレイアウトが特徴。政府機関、ショッピングモール、住宅が配置され道路は広く閑散としていて喧騒とは無縁の人工的な印象があるかもしれません。

その中にも熱帯の自然が楽しめる場所がいくつかあります。モロッコ建築やサイクリングコースなどを備えた5つのセクションから成るプトラジャヤ植物園(Putrajaya Botanical Park/Taman Botani Putrajaya)やヨーロッパの雰囲気があり広大な敷地を有すタマンサウジャナヒジャウ(Taman Saujana Hijau)は丘陵地帯にイングリッシュガーデン、オリエンタル、ヨーロピアンの3つのテーマ庭園を楽しめます。

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どちらも大変美しく整備されていて散策したり自然を楽しめるため週末になるとクアラルンプールを含む近隣都市からも人気のスポットとなっています。また年間を通じてイベントなども開催されています。

そして今回ご紹介するのは「街の(プトラジャヤの)腎臓(Kidneys of the city)」とも呼ばれるプトラジャヤウェットパーク(Putrajaya Wetland Park/Taman Wetland)です。

腎臓と呼ばれるの理由はプトラジャヤ湖に流れ込むチュア川(Sungai Chua)とビサ川(Sungai Bisa)などの3つの主要な河川からプトラジャヤ湖(Putrajaya Lake)に流れ込む汚染物質、堆積物、栄養塩類などを湿地の植物や微生物が自然のフィルターとして自然に水質浄化するためです。その結果、都会の中にありながら、美しい水質と豊かな生態系が保たれています。

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マレーシアでも湿地帯は多く珍しくないのですが、プトラジャヤウェットパークは熱帯地帯において最大の人工淡水湿地なのが特徴。入園料無料(一部のアクティビティは有料)で楽しめるのも魅力的です。

プトラジャヤウェットパークでできること

バードウォッチング

100種類近くの鳥類が生息しており、サギやカワセミ、さらにはフラミンゴ(保護エリア)も見られることもあります。

サイクリング

整備されたサイクリングロードがあり、レンタサイクルもあります。敷地は138haと広大のため自転車で探索した方が効率的です。ただし晴れた日の日中は暑さが厳しいので午前中(8:00〜10:00)か夕方がオススメです。

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展望タワー(Menara Tinjau/The Lookout Tower)

公園を見渡せる展望台があり、プトラジャヤの街並みと自然のコントラストを楽しめます。広大なウェットランドの自然が見渡せる絶景ポイントとなっています。

カヤック(Kayak)

有料ですが湖面から静かな自然を観察できのんびりとした時間を過ごせるのは魅力的です。こちらも日中は暑いのでなるべく涼しい時間帯を狙ってみましょう。

レイクレクリエーションセンター(Lake Recreation Center/Pusat Rekreasi Air)で借りることができます。

料金は平日と週末、シングルかダブルかで異なりますがRM10〜20(約395〜791円)/1時間となっています。

また有料ですが釣りもできます。専用のエリアがあり、また予約制ですがボートから釣りができるプランもあります。

※料金や実施内容は改定される可能性があるので公式サイトで確認をしてくださいね。

またプトラジャヤ湖ではさまざまなイベントなども開催されています。特にマラソンは早朝と夜間に開催されることが多く、レークサイドハーフマラソン(Lake Side Half Marathon)、ラマダンの時期に行われるラマダンナイトコア(Ramadan Nightcore)は夜22:30からの開催とマレーシアらしい企画となっています。

プトラジャヤウェットパークへ行く際の持ち物

晴れの日は日差しがきつく、曇っている日も蒸し暑い熱帯マレーシアの屋外アクティビティ。またいきなり曇ったかと思うと大雨(スコール)になることもふまえて、準備はしっかりとしたいところ。

飲み物(多めに)、スナックやお菓子、帽子、タオル、サングラス、着替え、虫除けスプレー、雨具(傘よりもレインポンチョのようなもの、あるいは晴雨兼用傘)、スポーツサンダル

といったものを準備していってはどうでしょうか。

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湖周辺にはショッピングモールがいくつかあります。

湖に面しているアマンダショッピングセンター(Alamanda Shopping Centre)、シャフツベリー・プトラジャヤ(Shaftsbury Putrajaya)は隣接しています。

また個人的におすすめしたいのがモール8とも呼ばれるアイヤーアット8(Ayer@8)。ドラマの撮影などにも使われるおしゃれなショッピングセンターです。ピンクモスクなども見えるのでたっぷり遊んだ帰りにお茶や食事などで寄ってみてはいかがでしょうか。

ジャングル、ビーチというイメージがあるマレーシアですが湿地帯も自然の風景の一つです。人工とは思えない生態系の宝庫だけではなく、整備されたなかで気軽に訪れることができるプトラジャヤの自然を堪能してみてはいかがでしょうか。

自然と都市の対比が一度に楽しめるプトラジャヤ。クアラルンプール の喧騒から少し離れて新しい魅力が発見できるかもしれませんね。