マレーシアでも猛暑警報!熱中症対策や気を付けることは

マレーシア熱中症対策

熱帯の国マレーシア。当然のことながら四季はなく暑いのですが一年を通じて35度以上になることはほとんどありません。真夏に関してはここ数年日本の方が気温が高いような気がします。

とはいえ、年に何度かはシャーアラムにあるマレーシア気象局(MetMalaysia)から高温注意報や警報が発令されることがあります。2025年8月1日にはマレー半島、ボルネオ島の10地域で高温注意報レベル1の状況であると発表されました。これらの地域は3日連続で気温35〜37度を記録しました。

マレーシア熱中症対策

気候的に暑さに慣れてるマレーシアですがエアコンがない家庭もあり、夜間も気温があまり下がらないこともあります。クアラルンプール郊外では明け方の最低気温で24〜25度ぐらいです。

そこで今回はマレーシアですべき暑さ対策についてお伝えします。

赤道が近いマレーシアの陽射しを避ける

赤道が近く熱帯雨林気候に属するマレーシア。温帯(実際には亜寒帯、亜熱帯など)で湿度が高い日本とはまた暑さの質が異なります。

クアラルンプールでは日の出が7:10〜20、日没が19:20〜30となっています。赤道に近く季節による変化がないため一年中ほぼ変わりありません。

住み始めるとわかるのですが、ローカルの人々は散歩、ジョギング、体操などの朝活は6:00頃から始めています。まだ7:00でもまだ暗いのですがこの時間帯であれば気温が24〜25度ほどのため比較的快適に外で活動することができます。

余談ですがインターナショナルスクールにバスで通う場合、ピックアップのルートによってはまだ夜明け前の6:30頃にバスが迎えにくることもあります。

7:30を過ぎて日が上ると一気に暑くなります。ここから日没までは晴れていると強烈な日差しに照りつけられます。マレーシアでも屋外やコンドミニアム付帯の公園、テニスコート、スケートボードパークなどがありますが日中はほぼ誰もいません。日本でも真夏の日中は公園にあまり人がいないのと似た感じです。

日本であれば夏の日焼け止めはマストですが、マレーシアでは塗っている人、塗らない人とそれぞれです。また暑くても長袖の服を来ている人もいます。またお手伝いさん(maid、housekeeper)を雇っている家庭は外に出る用事は全てやってもらうことになるので、徒歩で外出をしない人もいます。

マレーシア車

マレーシアは車社会のためクアラルンプール市内中心部でもあまり長距離の徒歩移動をしている人をみかけません。なるべく日差しを避けるように移動しています。

とはいえ、日本の猛暑のように最高気温が40度を超えることは滅多にありません。マレーシア全土でみると気温は24〜34度となっています。ちなみに現在まで国内最高気温は1998年にペルリス州で記録された40.1度と言われています。

マレーシアで熱中症を防ぐ対策とは

英語で熱中症はヒートストローク(Heat Stroke)といいます。マレーシア人は暑さ慣れしているから熱中症になりにくいのではなく、ならないように予防をしっかりしています。

マレーシアではとにかく水分補給をする

マレーシアで生活を始めるとローカルたちが職場や学校で大きなウォーターボトルを持ち歩いていることに気づきます。

日本では保冷水筒などを使いますが、マレーシアではみなウォーターサーバやディスペンサーの水をボトルに入れ持ち歩きます。そして文化の違いもありますが禁止されていない限りどこでも水を飲んでいます。

例えばスーパーなどではキャッシャーがレジをしながら大きなボトルから水を飲んでいる光景は当たり前だったりします。日本では接客中に水筒の水を飲みながらというのは考えられませんがマレーシアではごく普通の光景です。熱帯マレーシアでは水分補給の概念が当たり前に根付いているからです。

日本では夏の水分補給の目安が1.2リットルと言われていますが、マレーシアでは最低2リットルです。コップ6〜8杯が推奨されています。ただし基本的に常温(room temperature)の水と言われています。

というのも冷たい水は内臓に負担をかけるためという考えのため冷えた水をガブガブ飲むということはありません。一説によると東洋医学(主に中華系)が考え方でもあるのだそうです。

マレーシア熱中症対策
クアラルンプールから一番近い避暑地ゲンティン高原

暑さのピークは涼しい場所に退避する

マレーシアのオフィスはエアコンが効き過ぎというぐらい冷えています。外気温との差がありすぎて室内では長袖のジャケットを羽織る人も少なくありません。

マレーシアの私立、インターナショナルスクールでは学校内にエアコンが完備しています。体育館にもエアコンが設置されていることも珍しくありません。

またショッピングモールによっては寒いと感じられるぐらいエアコンが効いています。映画館などうっかり半袖で行ってしまうと寒さに震えることになります。この原因としてマレーシアではエアコンを効かせるのがホスピタリティという考え方があるようです。

とはいえ暑さが一番厳しい時間帯に涼しい場所に退避するのはマレーシアでも基本なので職場や学校は安全な場所です。

日本人を含む外国人が住むコンドミニアムには全室エアコンがついている、あるいはセントラルシステムで全部屋に冷房が行き届くようになっています。日本の感覚からすると一日中エアコンをつけっぱなしでその中で生活するのに抵抗があるのではないでしょうか。

自宅でエアコンを使用する場合広さなどにもよりますが、電気代は日本の夏よりかからない印象です。外国人が住むコンドの場合、断熱などもある程度はしっかりしていることもあります。

マレーシアが最も暑い時期を知る

熱帯マレーシアの気温変動は大きくないのですが、実は乾季と雨季があります。西マレーシア(マレー半島側)のクアラルンプール(半島西側)では雨は降るのではっきりとしていないこともあるのですが、一般的に乾季は3月〜9月ぐらいと言われています。

ビーチが澄んで美しくなる時期でもあるのでリゾートや離島に出かけるにはベストシーズンとされていますが、暑さが厳しくなります。雨季は10月〜2月ぐらいまでですが、雨が一日中降ったりすることはなく晴天であれば乾季と同じように暑くなります。

マレーシア熱中症対策

マレーシアで暑いときによい食べ物食べ物

日本でも盛夏に食べるかき氷ように常夏のマレーシアでも同じようにローカルたちが暑いときに食べるものがあります。それとは逆に食べ過ぎないように注意した方がよいものもあります。

フルーツの中でもメロン、ランブータン、スイカなどは水分補給も兼ねて多めに食べたいものです。またチェンドル(Chendol)はかき氷のようなものですが、コーン、あずき、グラメラカ(マラッカ産の黒糖のようなもの)と、冷たくでも体によいものが入っています。またココナッツウォーターは天然の経口補水液と呼ばれています。

ドリアン(Durian)やマンゴーは食べすぎると体に熱がこもるのでほどほどにと言われています。

体調を整えるためにも慣れないうちは食べ物や飲み物にも気をつけ熱中症を防ぐようにしてくださいね。