【海外就職の基本】その国を好きになる〜台湾編

台湾

親日国で食事も美味しい台湾おしゃれなカフェ親切な台湾人とふれあい、ここで働きたいと思った人も多いのではないでしょうか。台湾の日本人求人は駐在員が来ない会社が日本人を現地採用で採用する場合など可能性があります。ただし、中国語がビジネスレベルに求められること、給与が安いことなど、甘くないのが台湾での現地採用の現実です。

海外就職の前に台湾の概要を知ろう!

台湾・台北のレトロな町並み

正式国名 台湾(中華民国)

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台湾の国旗

面積 36,000平方キロメートル(日本の10%)
人口 2,357万人

97%が漢民族。2%が少数民族。1%がその他。

首都 台北
総統 蔡英文

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出典:VOA via wikimedia

主要都市 台北,台中,高雄
通貨 ニュー台湾ドル(NTD) 約3.59円(2019年2月現在)
言語 中国語、台湾語、客家語など
日本との時差 −1時間

 

日本人と日系企業

在住邦人数 18,592人(2017年10月)前年比+10.7%
進出日系企業数 1,112社(2017年10月)前年比-0.6%

経済情報

GDP成長率 2.9%(2017年)
1人あたり名目GDP 24,337ドル(2017年主計處)
主要産業 農業1.7%,工業35.4%,サービス業62.9%
有力企業 鴻海精密工業(EMS)、TSMC(半導体ファウンドリ)、台塑集團(プラスティック)

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鴻海精密工業はEMS最大手

出典: Steve Jurvetson via wikimedia

生活

祝日(2019年)

1月1日(火)元日
2月4日(月)大晦日
2月5日(火)〜8日(金)春節
2月28日〜3月1日(金)平和記念日
4月4日(木)児童節
4月5日(金)清明節
5月1日(水)労働節
6月7日(金)端午節
9月13日(金)中秋節
10月10日(木)〜11日(金)国慶節

やはり春節休暇が長いですね。

平均気温 通年で暑い。バンコクの月平均は16.3〜29.7度(通年で暑い。7〜8月が暑さのピーク)。
タクシー Uberが再参入。
コンセント 電圧110V。日本と同じくAタイプが普及する。
本当に日本と一緒です。
国際電話番号 +886
SIMカード 自由に買える。身分証明書の提示は必要。主な通信会社は中華電信、遠傳電信、台湾大哥大など。

働く国になりにくい、魅力だらけの台湾

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どこか懐かしい魅力満載の台湾

魅力だらけの台湾。南国の温かい気候、優しい国民性、美味しい食事。旅行先としての台湾人気はとどまるところを知らず、2018年は200万人を超える日本人が台湾を訪れました。

台北市内を歩くと、日本文化が多いことに驚きます。テレビでは日本のドラマが日本とほぼ同じタイミングで放送され、モスバーガー、てんや、しゃぶしゃぶ温野菜、くら寿司など本当に何でもあります。

海外駐在員が「もっとも、日本国内で働いているような気持ちになれる外国」が台湾とはよく言われます。

一方、現地採用で働くにはハードルがあるのが台湾。まずは、給料が安く、もはやタイの現地採用と変わらない給与水準になっています。また、中国語ができないと仕事が見つかりにくい状況です。

台湾で日本人が海外就職目指すなら、日系メーカー、外資系様々な選択肢

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台湾で大人気の夜市

台湾大好き。いつか働いてみたいなあ。でもどうやって?

台湾にある外資系企業で働く

台湾の場合、台湾企業で働くという人は少ないです。日本企業のプレゼンスが高いため、監査法人では、日本企業担当(営業)の募集が出ることなどあります。後は、ホテルなどでも欠員が出れば募集があります。

また、メーカーでは技術移転を目的とした50代以降の技術者の求人が出ることがあります。これは台湾求人ではかなり高めの700〜800万円程度になることもあります。

台湾の日系企業で働く場合

一方、多くの人にとって身近なのは台湾にある日系企業で働くことでしょう。

台湾で日系企業の場合、職種としては営業職が多いです。最近は人手不足で駐在員を送れない企業も増えて来ています。現地採用で安く済まそうという企業が増えてきています。

タイにある日系企業に物やサービスを売るといったニーズはあるからです。例えば日本人をターゲットに営業をかけている会社はまだまだあります。こういったキーパーソンに食い込んでいくにはやはり日本人であることが大事なのです。

ただし台湾の場合、「日本語がペラペラの台湾人」が多いという問題があります。日本人であること、の市場価値が出づらいのです。

結局、日本人で中国語ができない場合、飲食、人材紹介会社、台湾のオフショアでコスト減を目的に進出している企業といった会社に雇用されればラッキーということになります。

デフレの国、台湾

台湾は物価が上がっていないという問題があります。2017年の物価上昇率は0.6%で、ほとんど物価が上がっていません。給料も上がらにくい経済状態が続いています。

上海で自動車部品工場を経営する台湾人に話を聞いたところ、「台湾で働くのは辞めておけ」と言われました。上海で同じスキル・学歴があれば台湾の4倍の給与で雇ってくれる、と言われました。実際、多くの台湾人は中国、アメリカ、シンガポールなどでの就職を目指します。

あなたがそんな台湾にいくということはお金が目的だと厳しいでしょう。

やっぱり台湾で海外就職に挑戦したい?

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台北の夜景。香港ほどの派手さはないが美しい

台湾は素晴らしい場所です。民主主義が徹底されていて、外国人、同性愛者、少数民族などマイノリティにも優しい政策を打ち出しています。中国との明確な違いがあります。

ただし、経済力では中国はおろか、東南アジアの国と比べても優位性が失われつつあります。経済が伸びない以上、現地採用の日本人が入り込む余地は少なくなっています

中国語ができることで可能性を広げつつ、目指す人は早めに台湾の企業や人材紹介会社にアプローチしていきましょう。

給料は月給50,000ニュー台湾ドル程度が多く、少しずつ上がるでしょうが、現地採用では過度な期待はできません。駐在員との待遇差に精神的に疲弊するかもしれません。

結局台湾が好きで暮らしていきたいというモチベーションが何より大事になるでしょう。

台湾を海外就職の舞台として選びたい?台湾で働くためのビザ要件

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外国で働くためには、ビザが必要です。ビザは働きたい国が発給します。多くの国では学歴要件やどの職種で何年の経験があるかの専門性が問われます。

台湾のビザ要件は普通です。

学歴要件 高卒以上
就労年数 大卒は2年以上、高卒は5年以上。採用される職種と関連性のある就労経験が必要。修士以上の学歴、台湾の大学を卒業している場合、職務内容と専攻が合致していれば、就労年数制限は適用されない。
年齢制限 大卒24歳以上、高卒は23歳以上。(最終学歴が日本の教育機関の場合)
最低給与 47,971台湾ドル(約18万2,000円)以上。2012年以降に台湾の大学を卒業した人は37,619台湾ドル(約14万3,000円)以上。

基本的に、人材紹介会社や企業が仕事を紹介したり、面接を申し出た時点であなたは台湾のビザ要件はクリアしていると思って問題ないです。

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