【海外就職の基本】その国を好きになる〜フィリピン編

【海外就職の基本】その国を好きになる〜フィリピン編

フィリピンは7,000を超える島からなる島国です。人口が増え続け、平均年齢が若いのが特徴です。行ってみたらわかるでしょうが街には20代を中心とした若年層があふれています。

海外就職の前にフィリピンの概要を知ろう!

海外就職の前にフィリピンの概要を知ろう!
フィリピン財閥SMグループが運営するショッピングモール「モール・オブ・アジア」

基本情報

正式国名 フィリピン共和国

フィリピン共和国の国旗
フィリピン共和国の国旗

面積 299,404平方キロメートル(日本の約8割)

人口 約1億100万人 人口は2045年には1.45億人になる見込みで、現在から4割増えることが予測されています。日本の人口を抜くんですね! 参考:フィリピン統計局  

首都 マニラ

大統領 ロドリゴ・ドゥテルテ

フィリピン共和国大統領 ロドリゴ・ドゥテルテ
出典:Presidential Communications Operations Office 

主要都市 マニラ・ダバオ・セブ

通貨 フィリピン・ペソ(PHP)約2.18円(2020年6月現在)

言語 フィリピノ語(タガログ語を標準化したもの)、公用語はフィリピノ語と英語

日本との時差 −1時間  

日本人と日系企業

在住邦人数 16,570人(2017年10月)前年比-2.4%

進出日系企業数 1,502社(2017年10月)前年比+4.3%

経済情報

GDP成長率 6.7%(2017年)

1人あたり名目GDP 2,991ドル(2016年)

主要産業 農林水産業(全就業人口の約27%が従事)。近年,コールセンターなどのビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業を含めたサービス業が大きく成長(全就業人口の約56%が従事)*2016年1月現在

有力企業 アヤラグループ(スペイン系)、SMグループ(中華系)、ゴゴンウェイグループ(中華系)、サンミゲルグループ(中華系)

サンミゲルはフィリピンだけでなく、香港などでもシェアNo.1を獲得するグローバルブランド 
サンミゲルはフィリピンだけでなく、香港などでもシェアNo.1を獲得するグローバルブランド 出典:wikimedia

生活

祝日(2020年) 
1月1日(水)新年
1月25日(土)中国旧正月
2月25日(火)エドゥサ革命の日
4月9日(木)勇者の日
4月9日(木)聖木曜日
4月10日(金)聖金曜日
4月11日(土)聖土曜日
5月1日(金)メーデー
5月25日(月)イスラム教断食明け大祭
6月12日(金)独立記念日
7月31日(金)イスラム教犠牲祭(予定)
8月21日(金)ニノイアキノ記念日
8月31日(月)英雄の日
11月1日(日)諸聖人の日
11月2日(月)追加特別休暇
11月30日(月)ボニファシオ記念日
12月8日(火)無原罪の聖マリアの祝日
12月24日(木)クリスマスイブ
12月25日(金)クリスマス
12月30日(水)リサール記念日
12月31日(木)特別休暇

平均気温 通年で暑い。26.9〜31.0度(4〜5月が暑さのピーク)

タクシー グラブが浸透している

コンセント 電圧220V。日本と一緒のAタイプが多い

コンセント Aプラグ

国際電話番号 +63  

フィリピンの強みは安い賃金と英語力

フィリピンの強みは安い賃金と英語力

マニラやセブのビジネス街を見ると、アメリカを中心とした外資系企業のコーポレートロゴを多くみかけます。アクセンチュア、IBM、HSBCこういった会社はフィリピンにBPO拠点を設けています。

BPOとは…Business Process Outsorcingの略。コールセンターなど定型化しやすい業務を人件費の安い国で行うこと。大手企業が分社化して、フィリピンにBPO専門の子会社を設立することがある一方、BPO受託が本業という大手企業も多数存在している。

実際フィリピン人で大卒の初任給は月2〜3万円です。こういった低賃金で英語が公用語であるフィリピン人に働いてもらえるのは企業側には魅力があります。アメリカ人に同じ業務をやってもらったら、20倍以上コストがかかるわけですから。

実際、BPO産業はフィリピンの基幹産業で全就業人口の56%がBPOに従事しています。

マレーシアのコールセンターはBPO企業が専業として、多国籍企業にコールセンターやカスタマーサポートのサポートを提供しています。一方、フィリピンの場合、企業がBPO部門を分社化して、自ら運営してるケースが多く見られます。

フィリピンで日本人で海外就職目指すなら、日系メーカー、BPOも

フィリピンで日本人で海外就職目指すなら、日系メーカー、BPOも
マニラで日本料理店が集まる「リトルトーキョー」思ったよりこじんまりとしていました

フィリピンで働くことが想像できない人も多いと思いますが、以下のような職場があります。

フィリピンの欧米系多国籍企業で働く

「日本ではなかなか就職できないグローバル企業・大手企業にフィリピン就職なら入れますよ」

こんなことをフィリピンで働く人や人材紹介会社の社員の人から言われるかもしれません。実際、欧米の多国籍企業がフィリピンに多く進出しているので、フィリピン法人で働く機会は日本人でもあります。

ただ、この場合英語力がビジネス程度求められることが多いです。日常業務は日本語で行う場合でも、直属の上司はフィリピン人、インド人であることが多いため、レポートは英語で、上司への報告も英語で行う業務が発生するためです。

上司へのこまめなコミュニケーションが自分の評価を守る上で、欠かせないのは日本でも海外でも一緒です。苦手な方は、客観的な評価を得られるTOEICなど受けてみましょう。

自分に課された職務内容(Job Description)以外のことはやらなくても良いのが外資系です。良くわからない業務を無理に押し付けられたり、雑務が延々と続くことはありません。

フィリピンの現地採用の給与水準は総じて安いです。ただしその中では外資系企業は比較的良いです。

フィリピンの日系企業で働く場合

一方、多くの人にとって身近なのは、フィリピンにある日系企業で働くことでしょう。

フィリピンにある日系企業に物やサービスを売るといったニーズはあるからです。例えば、フィリピンには日系企業の工場があります。

例えば、日系企業の工場の経営陣の中には、英語ができない人も多いのです。こういったキーパーソンに食い込んでいくにはやはり日本人であることが大事なのです。

なので、日系企業の場合、職種としては営業職が多いですね。最近は人手不足で駐在員を送れない企業も増えて来ています。現地採用で安く済まそうという企業が増えてきています。

給与は月給20万円程度です。

日系企業のフィリピン法人は総じて小さな所帯です。営業先もフィリピンの日系社会です。濃密な日本社会がそこにはあります。なので、日本社会が向かない人には向きません。

ただし、以下の2点の場合はとりあえず日系企業にはいるのはアリだと思います。

1、とりあえず日本を抜け出して、就労ビザが欲しい

2、営業職、WEBマーケティングなど特定スキルを学びたい

フィリピンで海外就職するメリット

フィリピンで海外就職するメリット
フィリピンが好きで、フィリピン人を尊敬できるなら働くことを考えてみても良いかも!

フィリピン人は不思議な魅力を持った人たちです。家族を仕事よりも愛し、とにかく楽天的です。こういった人たちと一緒にいることで学ぶことも多いでしょう。

ハードスキルの面でいえば、英語を使ってビジネスすることのとっかかりとしてフィリピンはありでしょう。また、セブには日系IT企業も多くあります。WEBマーケティングなど学ぶ機会を得ることができれば将来起業したり、フリーランスで生きていきたい人にはスキルや人脈確保になるかもしれません。

アジア就職でおすすめしたい人材紹介会社はJACリクルートメントです。

海外にいるとわかりますが、JACから紹介される求人って条件が良い案件非公開案件が多い気がします。海外11カ国進出しているのもあるでしょうが、海外進出の歴史も1987年からと古く、海外にある日系企業と深い関係を築けています。日本だと「30代後半以降の管理職向け求人に強み」といったイメージが強いJACですが、海外ではもっと若い人も歓迎されますよ。

フィリピンを海外就職の舞台として選びたい?フィリピンで働くためのビザ要件

フィリピンを海外就職の舞台として選びたい?フィリピンで働くためのビザ要件

外国で働くためには、ビザが必要です。ビザは働きたい国が発給します。多くの国では学歴要件やどの職種で何年の経験があるかの専門性が問われます。

フィリピンの良いところはビザ要件がゆるい点です。アジアで最も取りやすいといえるでしょう。

学歴要件特になし
社会人歴特になし
年齢制限特になし
最低月額給与50,000PHP(約105,000円)が目安

基本的に、人材紹介会社や企業が仕事を紹介したり、面接を申し出た時点であなたはビザの要件はクリアしていると思って問題ないです。最低給与が日本に比べるとまだまだ安いですが、学歴や専門性に自信がない人にも門戸を開いている貴重な国と言えます。

海外就職先としてのフィリピンとマレーシアの比較

海外就職先としてマレーシアとの比較
こちらはマレーシアのクアラルンプールです

給与面や生活の満足度はマレーシアのほうが良いかもしれません。きれいなコンドミニアムに住めますし、地元の人と比べると相対的に高い給与です。英語も中国語も学べますしね。

ただし、フィリピンの雰囲気が好きな場合や英語(フィリピン英語は日本人にも聞き取りやすいと言われます)の力をつけたいなら検討して良いかと思います。給料は総じて低いです。フィリピンでも安いですが、セブなどはさらに安くなる傾向です。

ソトシゴトはマレーシアのコールセンターやカスタマーサポートのお仕事を中心に記事を執筆していますが、海外就職でどこで働くかに悩んでいる場合など、気軽に公式LINEからご相談くださいね。

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