【海外就職の基本】その国を好きになる〜カンボジア編

【海外就職の基本】その国を好きになる〜カンボジア編

カンボジアのイメージはどのようなものでしょうか。アジアでの海外就職を考える人の中で、カンボジアで働きたいという人は少数ではないでしょうか。NPOや慈善事業に関わりたい人以外では。

ただ、ここ数年中国、韓国、日本など外資の投資を積極的に受け入れ、軽工業からの脱却を図ろうと躍起になっています。経済成長率は7%程度で推移しており、舗装もされていない道をタワーマンションを建てるためのブルドーザーが通っていく姿は、これぞ「アジアの成長」と思うでしょう。

カンボジアで働きたい方の多くの選択肢は日本企業になるでしょう。一方、給与は東南アジアでも安い部類にはいります。社内制度も未整備な企業が多く、従業員としての保障は期待できなそうな会社も多いです。

外国人起業が容易な国ですし、稼ぐ力のある方や、リモートワークで稼げる人には良いのかもしれません。

海外就職の前にカンボジアの概要を知ろう!

海外就職の前にカンボジアの概要を知ろう!
首都プノンペンのランドマークである独立記念塔

基本情報

正式国名 カンボジア王国

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カンボジアの国旗

面積 18万1,000平方キロメートル(日本の約半分)

人口 1,610万人 90%がクメール人。

首都 プノンペン

首相 フン・セン

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カンボジア首相 フン・セン 出典:Пресс-служба Президента России

主要都市 プノンペン、バタンバン、シエムレアプ

通貨 リエル(KHR) 1リエル=約0.027円(2020年6月現在)
約8割が米ドル決済と言われるドル決済国家

言語 クメール語

日本との時差 -2時間

日本人と日系企業

在住邦人数 3,518人(2017年10月)前年比+15.4%

進出日系企業数 309社(2017年10月)前年比+14.4%

経済情報

GDP成長率 6.8%(2017年)

1人あたり名目GDP 1,384ドル(2017年)

主要産業 農業(GDPの25.0%),工業(GDPの32.7%),サービス業(GDPの42.3%)(2017年)

有力企業 ロイヤルグループ(財閥)、カンボジア・アンコール航空

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カンボジア・アンコール航空はカンボジアのフラッグシップキャリア
出典:Dragfyre

生活

祝日(2020年)
1月1日(火)新年
1月7日(月)虐殺政権からの解放の日
2月19日(火)万仏節
3月8日(金)国際女性の日
4月14日(日)~16日(火)クメール正月
4月17日(水)振替休日
5月1日(水)メーデー
5月13日(月)~15日(水)シハモニ国王誕生日
5月18日(土)仏誕節
5月20日(月)追悼の日
5月22日(水)王室始耕祭
6月1日(土)国際こどもの日
6月18日(火)モニク前王妃誕生日
9月24日(火)憲法記念日
9月27日(金)~29日(日)盂蘭盆
9月30日(月)振替休日
10月15日(火)ノロドムシハヌーク前国王記念日(命日)
10月23日(水)パリ和平協定記念日
10月29日(火)シハモニ国王即位記念日
11月9日(土)独立記念日
11月10(日)~12日(火)水祭り
11月13日(水)振替休日
12月10日(火)国際人権の日

平均気温 一年中蒸し暑い。23度〜35度

タクシー Grabが浸透している。

コンセント 電圧220V。日本と同じくAタイプ、もしくはヨーロッパのCタイプが多い。

コンセント Aプラグ
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  国際電話番号 +855 SIMカード 自由に買える。身分証明書の提示は必要。主な通信会社はSmart、Metfoneなど。

プノンペン国際空港を出ると、両替ショップとともにSIMカードが買える小さなショップがたくさんある
プノンペン国際空港を出ると、両替ショップとともにSIMカードが買える小さなショップがたくさんある

カンボジアで日本人が求人を探すコツとは

カンボジアで日本人が求人を探すコツとは
イオンモールは2014年に1号店を開業。イオンのカンボジア無双が続く

東南アジアの最貧国だったカンボジアは近年7%近い経済成長が続いています。外資規制が少なく、外国人も100%出資で創業できるなど魅力的な政策があります。

まだまだ経済インフラは未整備ですし、日本のサービスをカンボジアに持ち込んでの、いわゆる「タイムマシーン経営」を行おうとする日本人起業家もいます。

また、経済成長が続く中、中間層を狙っての大手・中小サービス業の進出も相次いでいます。イオンモールなどの大手はもちろんですが、丸亀製麺や牛角など日系飲食店の進出も活発です。

一方、人口は1,300万人でマーケットの魅力は現状では限定的といえます。また、中国の支援を受けた独裁色の強い現政権には不安を覚える人が多いのも事実です。

カンボジアは後述しますが、ビザ発給がかなりゆるい現状があります。他国ではなかなかビザを取得できない人にもチャンスがあり、一旗揚げようとする日本人(や外国人)で混沌としています。

カンボジアで日本人が海外就職目指すなら、日系企業を中心に様々な選択肢

カンボジアで日本人が海外就職目指すなら、日系企業を中心に様々な選択肢
プノンペンの観光名所であり、地元の人の憩いの場でもあるセントラルマーケット

カンボジアで海外就職したい場合、仕事の探し方としては以下のようなものがあります。

カンボジアにある外資系企業で働く

カンボジアの場合、外資系企業での就職機会というのは限定的です。カンボジアは欧米系はもとより、中国系、韓国朝鮮系の企業も進出しています。こういった企業では日本人のネイティブ話者の求人が出ることがあります。

カンボジアの日系企業で働く場合

一方、多くの人にとって身近なのは、カンボジアにある日系企業で働くことでしょう。

日系企業の進出は増えています。とくに中堅・中小企業は増えています。

日系企業に営業する人材としてはやはり日本人がベストと考える人は多いです。特にカンボジアにいる日本人の場合、必ずしも英語ができる人ばかりではありません。こういった人に食い込むためには日本人の営業職というのはとても期待されています。

また、ローカル社員とのコミュニケーションは英語になります。そのため、英語を使える環境ではあります。また、カンボジアにいる日本人の数は少ないため、求人には日本やその他のアジア各国から応募してくる日本人が多いです。なので、スカイプのみで内定が出てしまう会社も多いです。ミスマッチが発生する可能性と表裏一体ですが。

一方のネックは給与です。営業職でUSD1,000程度というケースが多いようです。さらに安いケースもあります。USD800程度のものも結構多いです。ただしそういった場合、住居提供があったりするようです。いずれにせよ、アジア就職でも給与が最も安いの国の一つであることは事実だと思います。

ドル経済国―カンボジア

カンボジアに行くと、ATMは米ドルもしくはカンボジアの自国通貨であるリエルを下ろすことができます。

ただし、日々の買い物や給与の多くは米ドルでなされます。

ビジネスにおいては、世界の基軸通貨であるドルをカンボジアで使えることはメリットが大きいと言われます。世界から安定した金利で調達ができるからです。

やっぱりカンボジアで海外就職に挑戦したい?

やっぱりカンボジアで海外就職に挑戦したい?
プノンペン空港の前。中国企業の進出が群抜く

カンボジアの就職というのは比較的容易です。

給与が安い、その後のキャリアパスが比較的描きにくいということもあり、行きたい日本人は限定的です。

確かに経済成長は続くでしょう。当分は中国による資本注入の恩恵を受けるので。一方で人口が1,600万人と少ないため、カンボジアマーケットの成長性は限定的との指摘もあります。

日本企業や韓国系企業の一部では、日本人求人もそこそこあります。ただ給与の安さは冷静になって考えるべきポイントです。英語が事実上の公用語となっていること、米ドルが市場流通していることは良いことかもしれません。

生活スピードはゆったりしています。タイとベトナムという東南アジアの二大美食国家に囲まれたカンボジア。カンボジア料理も美味しくないわけはなく、日本人の口に合う料理も多いです。また物価は安いので、安い給与でも暮らしていけないことはないでしょう。

カンボジアが好きで暮らしていきたいというモチベーションが海外就職する上では何より大事になるでしょう。

アジア就職でおすすめしたい人材紹介会社はJACリクルートメントです。

海外にいるとわかりますが、JACから紹介される求人って条件が良い案件非公開案件が多い気がします。海外11カ国進出しているのもあるでしょうが、海外進出の歴史も1987年からと古く、海外にある日系企業と深い関係を築けています。日本だと「30代後半以降の管理職向け求人に強み」といったイメージが強いJACですが、海外ではもっと若い人も歓迎されますよ。

カンボジアを海外就職の舞台として選びたい?カンボジアで働くためのビザ要件

カンボジアを海外就職の舞台として選びたい?カンボジアで働くためのビザ要件

外国で働くためには、ビザが必要です。ビザは働きたい国が発給します。多くの国では学歴要件やどの職種で何年の経験があるかの専門性が問われます。

カンボジアのビザ要件は、(ほぼ)ないです。空港についたらビザでビジネスビザを取得します。その後、ワークパーミットを申請します。

学歴特になし
就労年数特になし
年齢特になし
最低給与特になし

カンボジアのビザ要件は容易で清々しいほどです。昨今のアジアのビザ取得難化傾向の中ではオアシス的国家です。カンボジアの能力が上がり、経済力が上がるにしたがい、長期的に難化するでしょう。

海外就職先としてのカンボジアとマレーシアの比較

海外就職先としてインドとマレーシアとの比較
こちらはマレーシアクアラルンプールの写真です

カンボジアはまだまだ貧しく、急ピッチで成長が続きます。2〜3年暮らすだけでも、街があきらかに変化していくことを目の当たりにできるでしょう。ただ、給与は安いです。また、病院など非常時のライフラインはまだ不十分な点があります。

一方、マレーシアはカンボジアに比べると、圧倒的に都会です。また、多民族国家で文化に多様性を感じられるのはカンボジアとは違います。

ソトシゴトはマレーシアのコールセンターやカスタマーサポートのお仕事を中心に記事を執筆していますが、海外就職でどこで働くかに悩んでいる場合など、気軽に公式LINEからご相談くださいね。

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