日本と比べると物価が安いと言われていたマレーシア。かつては日本の1/2〜1/3とも言われてきましたが、今は体感で2/3かモノによって、あるいは購入する場所によってはそれ以上となることもあるように思います。
とはいえマレーシアは外食文化の国でもあるので日本から来た当初は思ったよりも安いという印象を持つかもしません。特に単身者の場合、自炊をするよりも外食の方がコストがかからないこともあります。
ただし全て外食にしてローカルのカフェ(コピティアムやホーカー)で1日3食食べると約RM30〜50(約1000〜1683円)、少しおしゃれな高級店であればRM80〜120(約2691〜4037円)かかるというデータもあります。
ちなみに日本人がマレーシアで働く場合、最低月額賃金はRM5000(約163395円)ですが、2025年4月現在マレーシア人の最低月額賃金はRM1700(約55573円)なので約3倍となっています。一般論となりますが、家賃も東京都内と比べると約半分でプール、ジム、BBQ施設、パーティルームなどの付帯設備も利用できます(基本的に無料)。また駐車場も家賃に含まれることが大半です。
とはいえ節約できるところしたいものですよね。さまざまなバウチャー(クーポン)やアプリ限定の割引、ポイ活などを利用している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はマレーシア生活でお得をゲットできる方法などをいくつかご紹介します。
マレーシアでお得がゲットできるサイト
マレーシアフリービーズ(Malaysia Freebies)
フリービーとは無料でもらえる試供品やサンプル、ギフトなどの特典を意味します。マレーシアフリービーズ(Malaysia Freebies)は、チェーン店のプロモーション(キャンペーン)、誕生月のギフト、試供品の配布などの最新情報を集めたサイトです。
ジャンルも多岐にわたっていて飲食から新店オープニングの記念ギフト配布やセール、クリアランスセールなどの情報も掲載されています。またスーパーのデジタルチラシのようなものも掲載されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
サンプリング(試供品)配布は数量限定となっていますが、人気の商品や新商品がためせるとあって話題となっています。気になるアイテムがあったらぜひ試したいですね。
クリアランスセール(在庫一掃セール)やウェアハウスセール(廃番品などを含む倉庫セール)などを中心にお得情報が掲載されています。
ファストフードやチェーン系の飲食店の開店などの情報もありますが、化粧品のサンプリング、テーマパークの割引、消費者向け(B to C)エキスポ開催情報など飲食以外の情報も網羅しているのが特徴。
オンライン通販限定の割引情報もあるので見逃せません。
ブランド(スポーツブランドを含む)のセール情報などもありますが、buy1get 1 free(1つ買うと1つ無料)といったプロモーション情報が多めです。クアラルンプールだけではなく、ペナン島やボルネオ島(コタキナバル)などの情報も。
プレミアムアウトレットのブランド別セール情報などもあるので、さらにディスカウントアイテムが見つかるかもしれませんね。
一部、アプリなどとかぶっているプロモーションもあります。また店舗によっては実施していないこともあるので気をつけてください。
航空会社や銀行など独自のプロモーションにも注目
普段使っている銀行や航空会社などのお得な情報はメールやメッセージで知ることも多いのではないでしょうか。
実は企業などの公式サイトには告知しきれていないプロモーション情報が多く掲載されています。
一例となりますがマレーシアの大手銀行の公式ページにはプロモーションというセクションがあります。その内容とはいうと「たくさんカードを使った人はクアラルンプールで開催されるイギリスのサッカークラブチームの試合の招待」「高級マンゴーが3kgでRM120(約3885円)」といったマレーシアらしい企画もあります。銀行によっては航空会社と共同で「チケット1往復の値段で3往復利用できます」といったプロモーションもあります。
ただしこれらは銀行が発行するクレジットカードを使ってもらうためのものなので、必ずしもお得になるとは限りません。
ショッピングモールのプロモーション
ショッピングモールでもハリラヤ(Hari Raya)、チャイニーズニューイヤー(Chinese New Year)、ディーワリ(Deepavali)、クリスマス(Christmas)などの時期にプロモーションを行います。日本でもよくありますが買い物などをした金額によって商品券やイベント関連アイテム(デザインなどがホリデー仕様のディナーウェアなど)といった景品などがもらえます。
高額な買い物予定がある場合は、これらの時期に合わせることで通常よりもお得になりそうです。
またショッピングモールによっては抽選などに参加できることもあります。日本でも年末などにこのようなイベントを開催する商業施設などがあるのでそれと似た感じかもしれませんね。
物価があがってきたマレーシアですがちょっとした工夫で楽しく節約できる!?かもしれません。