【海外就職の基本】その国を好きになる〜タイ編

タイ

海外就職の王道タイ。10万近い日本人が住んでいるともいわれ、肌感覚は「それ以上では」という声も良く聞きます。日本の息苦しさや経済成長をビジネスチャンスと捉えた人の移住先として不動の人気を誇ります。

最近は自動車メーカーや関連職種といった業界から広告、サービス。さらにはITのフリーランスなど多くの人が暮らしています。

海外就職の前にタイの概要を知ろう!

超近代的なバンコク・シーロムのオフィスビル

正式国名 タイ王国

タイの国旗

面積 514,000平方キロメートル(日本の140%)
人口 6,500万人

大多数がタイ族。その他 華人,マレー族など。

首都 バンコク
首相 プラユット・ジャンオーチャー

出典:Пресс-служба Президента России via wikimedia

主要都市 バンコク、チェンマイ、チェンライ
通貨 バーツ(THB) 約3.53円(2019年2月現在)
言語 タイ語
日本との時差 −2時間

日本人と日系企業

在住邦人数 64,285人(2017年10月)前年比+8.5%
進出日系企業数 1,691社(2017年10月)前年比+3.9%

日系企業の進出はめざましく、バンコク日本人商工会議所は上海につぐ第2位の規模に成長しています。

経済情報

GDP成長率 3.9%(2017年)
1人あたり名目GDP 6,033ドル(2016年,NESDB)
主要産業 農業は就業者の約40%弱を占めるが,GDPでは12%にとどまる。一方,製造業の就業者は約15%だが,GDPの約34%,輸出額の90%弱を占める。その他、観光業が経済の柱で18%程度。
有力企業 PTT(石油)、サイアム商業銀行(金融)、カシコン銀行(金融)、サイアム・セメント(財閥)

PTT(タイ国石油公社)はタイ最大の企業

出典: Mattes via wikimedia

生活

祝日(2019年)
1月1日(火)新年
2月19日(火) 万仏節
4月6日(土) チャクリー朝記念日
4月8日(月) チャクリー朝記念日(振替休日)
4月13(土)~15日(月) 灌仏節
4月16日(火)灌仏節(振替休日)
5月1日(水) メーデー
5月6日(月) 国王戴冠式
5月18日(土)仏誕節
5月20日(月)仏誕節(振替休日)
7月16日(火)三宝節
7月28日(日)国王誕生日
7月29日(月)国王誕生日(振替休日)
8月12日(月)王妃誕生日
10月13日(日) 前国王記念日
10月14日(月) 前国王記念日(振替休日)
10月23日(水) チュラロンコン大王祭
12月5日(木)前国王誕生日(父の日)
12月10日(火) 憲法記念日
12月31日(火) 年末休暇

王室関係、仏教の祝日が多いですね。

平均気温 通年で暑い。バンコクの月平均は26.6〜30.9度(通年で暑い)。
タクシー Grabなどカーシェアサービスが普及。
コンセント 電圧220V。日本と同じくAタイプが普及する。
国際電話番号 +66
SIMカード 自由に買える。身分証明書の提示は必要。主な通信会社はAIS、dtac、Trueなど

東南アジアの王者、タイ王国

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美しき仏教国。バンコク中心部にも寺院があちこちにある

タイは日本人にとって住みやすい環境です。

東南アジアのデトロイトともいわれる自動車大国日本と同じく仏教国日本に親近感を抱く人も多いタイ人など、日本人にとって住みやすい環境があります。

現在はビザを取らずに滞在している人、在留届を出していない人を合わせると10万人がタイに住んでいるのではないかと言われています。大阪府の泉佐野市と同じくらいの人口が日本の東南アジアの一カ国にすぎないタイに住んでいるのです。

また、いわゆるマイペンライといわれる小さなことを気にしないおおらかな文化が日本に疲れた人に人気です。

現地日系企業で働く人はもちろんですが、最近はサービス業などの中小企業、ノマド、実業や仮想通貨などでアーリーリタイアした富裕層にも人気の国になっています。

タイで日本人が海外就職目指すなら、日系メーカー、外資系様々な選択肢

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バックパッカーの聖地カオサン通り

タイ大好き。いつか働いてみたいなあ。でもどうやって?

タイにある外資系企業で働く

タイの場合、外資系企業のタイ企業で働くという人は少ないですね。ただし、タイ企業のベース給与は当然ながら安く、20代の大卒だと月給17万5,000円(5,0000バーツ)程度の人も多く、外国人がいくら高くもらえるとしてもたかが知れているといった水準になってしまいます。欧米系の会社もあります。こちらの給与は高いです。

タイの日系企業で働く場合

一方、多くの人にとって身近なのはタイにある日系企業で働くことでしょう。

なんといっても10万人の日本人が住むといわれるタイ。日本人相手のビジネスだけでも成り立ちます。日本人向け飲食店、学習塾、病院、薬局、人材紹介会社、引越し業者、情報誌、会計事務所などかなりニッチなビジネスでも成り立ってしまうところがタイの凄いところです。

タイで日系企業の場合、職種としては営業職が多いです。最近は人手不足で駐在員を送れない企業も増えて来ています。現地採用で安く済まそうという企業が増えてきています。

タイにある日系企業に物やサービスを売るといったニーズはあるからです。例えば日本人をターゲットに営業をかけている会社はまだまだあります。こういったキーパーソンに食い込んでいくにはやはり日本人であることが大事なのです。

なので、10万人の地方都市で働くというイメージです。タイには20年住んでいる日本人も多く、幅を利かせている人もいるので、そんな人たちとも上手くやる必要があります。タイの日本人社会でビジネスをする場合には。

実は狙い目!? タイで日本人が創業した会社

タイの場合、日本人がタイで創業した会社というのが結構あります。駐在員でタイに来たけど、タイが好きで会社を辞めて、起業した会社が大きくなった、というケースが多いようです。

当たり前ですが、こういう会社には駐在員はいません。むしろタイが好きで、タイで長く働いている現地採用の社員が全てという形になります。こういった会社は駐在員と現地採用の極端な待遇格差問題とは無縁ですので、ギスギスする度合いは比較的低くなります。

オーナー会社であるケースが多いので、社風があえば、働きやすい会社といえるでしょう。

タイの現地採用の場合、営業職の場合、給与は50,000バーツ(約17万5,000円)からです。50,000バーツは外国人が労働許可を取れる下限です。

生活費は安いです。家賃も5万円程度でプール・ジム付きの部屋に住むことができます。

やっぱりタイで海外就職に挑戦したい?

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バンコクではお鮨のセットが1,000円程度でたべられます

だいぶ落ち着いちゃったな」なんていう人もいるタイ経済。日本企業の進出も一巡した上、2000年代の活気を知る人たちからは、タイ経済の減速が指摘されます。日本企業間での競争過多も続いており、利益が出せない会社も多いと言われます。

語学としては、英語が日常会話レベル以上であれば、大丈夫です。タイ語ができれば市場価値が上がります。特にタイ語ができる人が30〜40代の中堅層以下に少ないと言われます。もしあなたが20代でタイ語ができれば、売れる人材となるでしょう。

給料は50,000バーツからということで、少しずつ上がるでしょうが、現地採用では過度な期待はできません。

結局タイが好きで暮らしていきたいというモチベーションが何より大事になるでしょう。

タイを海外就職の舞台として選びたい?タイで働くためのビザ要件

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外国で働くためには、ビザが必要です。ビザは働きたい国が発給します。多くの国では学歴要件やどの職種で何年の経験があるかの専門性が問われます。

タイで良く言われるのが、「ゆるい」ということです。以下ご覧ください。

学歴要件 なし
就労年数 なし
年齢制限 なし
*BOIというタイ国投資委員会の認可済の企業の場合、22歳以上。製造業やコールセンターなどで認可を受けている企業が多い。
最低給与 50,000バーツ(約17万5,000円)
最低給与以外は本当に制限がないという条件です。本当にゆるいです。
ちなみにビザ取得をタイ国外で行い、労働許可証をタイ国内で取得します。もし、あなたが退職した場合、労働許可証とビザが無効になります。一度、タイを出てから、ノービザで30日間滞在して転職活動をするケースが多いです。
法律で、外国人が就労できない業種が定められています。
外国人就労禁止となる 39 種の職業
(1) 肉体労働者としての業務
(2) 農業、牧畜業、林業もしくは漁業に係る業務
(3) 煉瓦積建築、木造大工、もしくは、その他建築に係る業務
(4) 木造彫刻に係る業務
(5) 動力機器の運転に係る業務、または、機械もしくは装置を利用しない交通用具の運転に係る業務。
(6) 店頭における商品販売
(7) 競売に係る業務
(8) 会計管理、会計監査もしくは経理面での役務提供に係る業務。ただし、単発的な内部監査に係る業務はこの限りでない。
(9) ダイヤモンドもしくは稀少鉱石の切削もしくは研磨に係る業務
(10) 散髪、パーマネントもしくは美容に係る業務
(11) 手織りに係る業務
(12) ゴザ・ムシロ織りに係る業務、パピルス草、籐、ジュート、藁、もしくは竹紙の細工に係る業務
(13) マルベリー9紙(サーペーパー)の手漉きに係る業務
(14) 漆器の製作に係る業務
(15) タイの伝統楽器製作に係る業務
(16) 黒金細工(ニエロ細工)に係る業務
(17) 金細工、銀細工もしくは貴金属合金細工に係る業務
(18) 青銅細工に係る業務
(19) タイ伝統人形制作に係る業務
(20) 寝具、掛布団の製作に係る業務
(21) 托鉢に使用する鉢の製作に係る業務
(22) 木材を原料とする手工業品の製作に係る業務
(23) 仏像の制作に係る業務
(24) 刃物製作に係る業務
(25) 紙傘もしくは布傘の製作に係る業務
(26) 靴の製作に係る業務
(27) 帽子の製作に係る業務
(28) 仲介業に係る業務もしくは代理業に係る業務。ただし、国際商事に係る仲介業に係る業務もしくは代理業に係る業務はこの限りでない。
(29) エンジニアリングを専門職とする中の土木技術分野で、設計および積算、システム構築、分析、試験実施、建設管理もしくは提言に係る業務。これらについては、特殊な専門性を利用しなければならない労務は含まない。
(30) 建築を専門職とする分野において、設計、設計図作成、価格見積、施工管理もしくは提言に係る業務
(31) 装飾品意匠に係る業務
(32) 土器もしくは陶器製作に係る業務
(33) 紙巻煙草の紙巻に係る業務
(34) ガイドもしくは観光手配に係る業務
(35) 商品の行商に係る業務
(36) 手仕事で行うタイ文字の活版に係る業務
(37) 手仕事で行う蚕の繭の糸取りに係る業務
(38) 一般事務職員に係る業務もしくは秘書業務に係る業務
(39) 法律面での役務提供もしくは訴訟に係る業務

基本的に、人材紹介会社や企業が仕事を紹介したり、面接を申し出た時点であなたはタイのビザ労働許可証の要件はクリアしていると思って問題ないです。

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