【マレーシア病院事情】病気になったら日本語でお医者さんを受診できる?診察費用や支払い方法も解説

【マレーシア病院事情】病気になったら日本語でお医者さんを受診できる?診察費用や支払い方法も解説

海外で長期滞在・駐在をするにあたり「病気やケガ」は不安の一つです。そこで、今回はマレーシアの医療、費用(診察費)の相場、医療水準、診察や通院の方法から日本語での受診などについてクアラルンプール病院や医療事情をお伝えしたいと思います。

マレーシアで病院を受診する前に確認しておくべき支払い方法

マレーシアで病院を受診する前に確認しておくべき支払い方法

マレーシアの病院で治療を受ける時に気になるのが支払い方法。日本人など、外国人は主に以下5つの支払い方法があります。まず自分がどの方法に該当するのかチェックしてみましょう。

◇現金やクレジットカード

保険などに全く加入していない場合は「現金」か「クレジットカード」での支払いとなります。医療機関によっては現金のみの場合もあるので気をつけましょう。入院する際はクレジットカードでデポジットが必要となります。日本とくらべると物価が安いマレーシアですが、治療内容によってはかなり高額となることもあります。

◇日本の健康保険(一般企業など)、国民健康保険(自営、退職者など)

健康保険の場合は全額負担(立て替え)で支払い、後から所属組織の健康保険組合などに請求すると負担される金額が戻ります。国民健康保険の場合は「海外療養費支給制度」があるので渡航前に住民票がある各自治体に内容の確認しましょう。ただし住民登録を抹消している場合は対象外となります。

「外務省:海外在住者と日本の医療保険、年金」はこちらから

◇海外旅行保険付きクレジットカード

クレジットカードには出国日から一定期間内(一般的には90日間)であればケガや病気、死亡時の補償が受けられます。診察費や治療費の支払い方法も異なり、立て替えてあとから請求、キャッシュレスなどカード会社の規定やカードのクラス(ゴールドやプラチナなど)によっても保障内容が異なるので事前に確認しておきましょう。

◇海外旅行保険

渡航期間によって選べ、最短で数日、最長で2年契約の保険会社もあります。契約証を提示するだけでキャッシュレスで受診ができたり、日本語のサポート・対応があることも。保険会社や保険金額・保証内容が異なるので、加入時に自分に合ったものを選びます。

◇マレーシアの保険会社のプランに加入する

マレーシアの保険会社(eTiQa、Takafulなど)、外資系保険会社(AXA、Manulife、AIA)などがあり、保障内容もさまざまですが、一例として入院時のみの保障では年齢にもよりますが免責額にもよりますが年間で2〜3万円程度かそれ以下の場合も

日本人が多く利用する東京海上グループのトウキョウマリン・インシュランス(Tokio Marine Insurance)は日本語対応可能なローカルスタッフも常駐しています。オプショナルでデング保険もつけることができます。

マレーシアのコールセンターの多くの企業ではマレーシアの保険会社が福利厚生で提供されるケースが多いです。

医療機関受診の際に必要なものは以下のようになります。

  • パスポート(不要の場合もあり)、IDなど。
  • 保険証や保険証書 ※加入している場合
  • 現金RM100(約2,500円) ※受診機関による

マレーシア・クアラルンプールの病院事情

マレーシア・クアラルンプールの病院事情

マレーシアの主な病院は総合病院の国立(公立)病院私立病院医院(クリニック)の3種類です。

マレーシアの公立総合病院

マレーシア・クアラルンプールの病院事情
夜間や休日診療に対応する病院も多い

診察料の目安:マレーシア国民はRM1〜(約25円〜)、外国人はRM40〜(約1,000円〜)

政府によって運営されている公立病院(Public Hospitals/Government hospitals)です。一般的に待ち時間が長く急に体調を崩してもすぐには受診できないことも。利用者の多くはローカルのマレーシア人です。

クアラルンプール中心部ではマレーシア最大ともいわれる2,302床のベッド数と診療科目で知られている代表的な公立総合病院。

◎ホスピタル・クアラルンプール(HKL=Hospital Kuala Lumpur)
http://www.hkl.gov.my/ (マレー語)

マレーシアの私立病院

マレーシアの私立病院
クアラルンプール中心部にある私立総合病院

診察料の目安:RM50(1250円〜)

※上記はコンサルテーション(基本問診)費用のみ。必要に応じて処置、検査、投薬、メディカルレコード作成、などが別途かかります。

例:X線撮影3ヶ所でRM120〜(約3,000円〜)など。日本では保険でカバーされることもある胃カメラ、腸カメラでRM4,000(約10万円)ほどの場合も。診察内容や受診時間(時間外診療)によって異なるので注意してください。

専門医が集まって総合病院となっているのがマレーシアの私立病院です。公式サイトから診察予約も可能なことが多く、診察科目の専門医の勤務日を確認して予約をいれます。またいずれの病院も夜間や休日診療にも対応しているので、通常の診療時間外の体調不良の場合は「緊急診療(Emergency/kecemasan)」と書かれたエントランスへ。

以下は日本語通訳(無料)もしくは日本語がわかる看護師などが常駐している私立総合病院の一部を紹介します。時間帯や曜日によっては不在ですが、エントランスの総合受付で「ジャパニーズトランスレーター、プリーズ」と尋ねてみましょう。

チェーン化されていてよく知られているのがラムゼー・サイム・ダービー・ヘルスケア(Ramsay Sime Darby Health Care)のメディカルセンター(Medical Centre)で、以下の3カ所にあります。

◎スバンジャヤ・メディカルセンター(Subang Jaya)
https://www.subangjayamedicalcentre.com/

◎アラダマンサラ・メディカルセンター (Ara Damansara Medical Centre)
https://www.aradamansaramedicalcentre.com/

◎パークシティ・メディカルセンター (ParkCity Medical Centre @Desa ParkCity)
https://www.parkcitymedicalcentre.com/

日本人が多く住むモントキアラ (Mont Kiara)から車15分ほど。1ウタマショッピングセンター近く。「予約も受け付けるが、来院した順番に診察します」(公式サイトより)

◎KPJダマンサラ・スペシャリスト・ホスピタル(KPJ Damansara Specialist Hospital)
https://www.kpjhealth.com.my/damansara/

スバンに近く、テーマパークやショッピングセンター、ホテルがある通称サンウェイ・シティ(Sunway City)にある。公式サイトには入院時の費用や支払い方、提携保険会社などが掲載されています。

◎サンウェイ・メディカルセンター(Sunway Medical Centre)
https://www.sunwaymedical.com/

マレーシアの診療所(クリニック)

マレーシアの診療所(クリニック)
モールやショップロット(商店街)にあるクリニックチェーン

診察料の目安:RM60-90(約1,500〜2,550円) ほど
※コンサルテーション(基本問診)や簡単な検査と投薬など。診察内容によって異なるので注意してください。

クリニック(Clinic/Klinik)は日本の一般的な診療所のようなイメージで予約不要で来院順に診察が受けられます。平日も夜9時頃まで、また土日祝も受診できます。

問診を中心に軽症の患者むけのため、重症と思われる、あるいは検査が必要な場合は紹介状を書いてもらい総合病院の専門医などの受診を勧められることもあります。

医薬分業していないことが多いため、必要に応じ薬も出してもらえます

クリニックはショッピングモールやショップロット(商店街)などにあり、よく目にするのがこちらです。最寄りのクリニックはトップページの「Branches」で検索できます。

医師はマレー語、英語、中国語などで診察し、日本語対応はほぼありません。

◎クリニークメディビロン(KLINIK MEDIVIRON)
https://mediviron.com.my/

マレーシア・クアラルンプールで日本語でかかれるお医者さん

マレーシア・クアラルンプールで日本語でかかれるお医者さん
日本語対応のクリニックが多いモントキアラ地区

最後に上記の総合病院でお伝えした以外のクアラルンプールで日本語対応がある病院をご紹介します。

・クアラルンプール中心部

◎グレンイーグルスホスピタル(Gleneagles Hospital)
https://www.gleneagles.com.my/gleneagles-kuala-lumpur

◎プリンスコートメディカルセンター(Prince Court Medical Centre)
https://www.princecourt.com/

◎Mahameru International Medical Centre(旧ジャパンメディケア)
http://mahameru.com.my/

◎パンタイホスピタルKL(Pantai Hospital KL)
https://www.pantai.com.my/kuala-lumpur

・スバンジャヤ(Subang Jaya)

◎あおいファミリークリニック(AOI Family Clinic)
https://aoi.clinic/ (日本語)

・日本語対応のクリニックが多いモントキアラ(Mont Kiara)地区

◎ひばりクリニック(HIBARI CLINIC ) ※ペナン島に分院あり
http://hibariclinic.com/ (日本語)

◎森のまちクリニック
https://morinomachi.asia/

◎のぞみクリニック
http://www.nozomiclinic.com.my/?locale=jp

日本語が通じるクリニックは、公式サイトも日本語となっていることもあるので事前に目を通しておくとよいかもしれません。また、マレーシアでは、デング熱やウイルス性肝炎など日本と異なる病気が流行ることもあるため、体調がすぐれない時はなるべく早く医療機関を受診することをお勧めします。

マレーシアでの海外就職となった場合、慣れない環境に体調を崩しやすくなりがちです。うまくお医者さんと付き合っていきたいですね。

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