【海外就職の基本】その国を好きになる〜シンガポール編

【海外就職の基本】その国を好きになる〜シンガポール編

シンガポールは海外就職したい人の中で人気の国です。

一方、ビザの難易度が今でも上がり続けています。そのため、一般企業に勤務するためには学歴・職歴などの要件が必要になります。

海外就職の前にシンガポールの概要を知ろう!

【海外就職の基本】その国を好きになる〜シンガポール編
カラフルな街並みが美しいシンガポールのチャイナタウン

基本情報

正式国名 シンガポール共和国  

正式国名 シンガポール共和国
シンガポールの国旗

面積 720平方キロメートル(日本の0.2%)

人口 561万人 外国人の割合は20%弱。中華系74%,マレー系13%,インド系9%,(2017年6月)

首都 シンガポール

首相 リー・シェンロン

首相 リー・シェンロン
首相 リー・シェンロン 出典:World Economic Forum. swiss-image.ch/Photo by Moritz Hager via wikimedia

主要都市 シンガポール

通貨 シンガポール・ドル 約85円(2022年2月現在)

言語 公用語は英語、中国語、マレー語、タミール語

日本との時差 −1時間

日本人と日系企業

在住邦人数 35,982人(2017年10月)前年比+15.9%

進出日系企業数 779社(2017年10月)前年比+2.4%

経済情報

GDP成長率 2.6%(2018年)

1人あたり名目GDP 59,627ドル(2017年)

主要産業 製造業(エレクトロニクス、化学関連、バイオメディカル、輸送機械、精密器械)、商業、ビジネスサービス,運輸・通信業、金融サービス業

有力企業 DBS、OCBC、UOB、シングテル

DBS(シンガポール開発銀行)はシンガポール最大の企業
DBS(シンガポール開発銀行)はシンガポール最大の企業 出典: Terence Ong via wikimedia

生活

祝日(2021年)
1月1日 新年
2月1~2日 旧正月
4月15日 聖金曜日
5月1日 勤労感謝の日(メーデー)
5月2日 振替休日 勤労感謝の日(メーデー)
5月3日 ハリラヤプアサ
5月15日 べサックデイ
5月16日 振替休日 べサックデイ
7月10日 ハリラヤハジ
7月11日 振替休日 ハリラヤハジ
8月9日 独立記念日
10月24日 ディーパバリ
12月25日 クリスマス
12月26日 振替休日 クリスマス

平均気温 通年で暑い。シンガポールの月平均は26.1〜28.4度(通年で暑い)。

タクシー Grabが浸透している。

コンセント 電圧230V。イギリス式のBFタイプ。

イギリス式のBFタイプ。イギリス統治時代のなごりです。
イギリス式のBFタイプ。イギリス統治時代のなごりです。

国際電話番号 +65

SIMカード 自由に買える。身分証明書の提示は必要。主な通信会社はSingtel・StarHub・M1など。

海外就職できる人には最高なシンガポールの環境

海外就職できる人には最高なシンガポールの環境
熱帯に広がるビジネス地区

シンガポールはアジアのハブ国家です。アジアの地域統括会社が多く存在しています。優秀なシンガポール人は政府系企業や欧米系企業で働くことを好みますが、一方日本企業はシンガポールが好きで、多くの日本企業が進出しています。

シンガポールは香港ともまた違う都市国家です。華人が多い国家ですが、マレー、インドの文化があり、東南アジアっぽさもあります

また日本文化が多いことに驚きます。ドン・キホーテの進出が話題となりましたが、小売だけではなく、飲食店も多く、吉野家、牛角、さぼてんなどが進出しています。日本食は本当に充実しています。

ただ生活費が高いのがネックです。日系企業の現地採用で働くにはハードルがあるのがシンガポールです。ただ外資系に転職できれば給与は世界水準でもらえますので、語学力を鍛えつつ、経験を積んで、外資系転職を目指すと良いでしょうね。

シンガポールで日本人が海外就職目指すなら、日系メーカー、外資系様々な選択肢

シンガポールで日本人が海外就職目指すなら、日系メーカー、外資系様々な選択肢
シンガポールのナイトスポットであるクラーク・キー

シンガポールで働いてキャリアアップしたい場合、どうやって働けば良いのでしょうか。

シンガポールにある外資系企業で働く

シンガポールの場合、外資系企業で働ける可能性があるのはラッキーですね。多くの多国籍企業が集まっています。英語ができることが条件となりますが、ITや金融といったベース給与が高い企業が多いのがシンガポール。

知名度の高い会社で働ける可能性が高いとも言えます。

一度、外資系企業に入れば、その後別の外資系企業で働くチャンスはぐっと高まります。海外就職で、駐在員以外で、働くのであれば、外資系で働くことは目指すべきポイントです。給与は良い上に、日本企業にありがちな狭量なルールが少ないです。

解雇のリスクが高いのは事実ですが、結局海外の日系企業も現地の労働法に基づいて、雇用契約をするため、駐在員でなければ、解雇のリスクは残り、手厚い保障はありません。結局は外資系企業に軍配が上がります。

コールセンターやカスタマーサポートのポジションは少なく、この職種で仕事を見つけることは簡単ではありません。

シンガポールの日系企業で働く場合

一方、多くの人にとって身近なのはシンガポールにある日系企業で働くことでしょう。

日系企業進出数は外務省のデータ779社(2017年10月)ですが、実際には2,600社を超えるといわれています。今はアジアで最も裕福となったシンガポール人を相手に商売したい企業は多いほか、東南アジアの中心地としての「ショールーム」として店舗や法人を作りたいというニーズはあります。

企業進出が増える中、企業を運営する上で不可欠な進出支援会社、会計事務所、法律事務所、人材紹介会社も数多くあります。

昨今では、東南アジアの成長マーケットでのサービス提供で、広告会社や調査会社の進出も相次いでいます。

シンガポールで日系企業の場合、職種としては営業職が多いです。シンガポールは日本企業の進出が増えているので、企業に物やサービスを売るといったニーズはあるからです。また、富裕層がシンガポールに移住しています。こういった人たちに日本語で金融関連のサービスを提供するといった仕事もあります。

給与は幅がありますが、営業職で3,900シンガポールドルからというケースが多いようです。

海外就職の第1社目としての日系企業はありでしょう。

雇用の調整弁としての外国人労働者

東南アジアの赤い点。

面積だけ見れば小国に過ぎないシンガポールが、一躍アジアの超先進国に躍り出たのは徹底した人材誘致政策にあったと言われます。

優秀な科学者にシンガポールで研究所を与えたり、シンガポールが誘致したい企業にはビザや税制の優遇をしたり、自国の大学院修了者に永住権を与えた時期があったりと、かなり大胆な政策を取りました。

ただ昨今では、外国人労働者は抑制傾向にあります。とりわけ新型コロナの影響で、シンガポールも先行きの不況が予想されています。高額な税金を収められない人やその人が所属する会社はビザの更新を拒否されたり、そもそも新規ビザの発給が認められないケースも増えてきています。これはホワイトワーカーも一緒です。

そういった意味では雇用主以上にシビアなのは、シンガポールの場合、シンガポール政府なんでしょうね。

やっぱりシンガポールで海外就職に挑戦したい?

やっぱりシンガポールで海外就職に挑戦したい?
東南アジアらしいビビッドな色づかいの街並み

シンガポールは素晴らしいところです。多国籍企業で働く機会が多いこと、給与水準がアジアの中ではトップクラスであること、英語や中国語のさらなるブラッシュアップが図れるなど多くの可能性があります。

ただし、日本市場や日本企業の価値が下がっています。多国籍企業はネイティブ日本人の採用を抑制する傾向があります。

また入社できても、日本マーケットの規模が小さくなれば、あなたの待遇はあまり良くならないでしょうし、日本マーケットが取るに足らないマーケットだと判断されれば、あなたは解雇されます。

シンガポールはビザ要件が厳格化しています。「若くて、高学歴で、給与が高いこと」これがビザ発給基準です。目指す人は早めにシンガポール企業や人材紹介会社にアプローチしていきましょう。

結局、シンガポールが好きで暮らしていきたいというモチベーションが何より大事になるでしょう。

アジア就職でおすすめしたい人材紹介会社はJACリクルートメントです。

海外にいるとわかりますが、JACから紹介される求人って条件が良い案件非公開案件が多い気がします。海外11カ国進出しているのもあるでしょうが、海外進出の歴史も1987年からと古く、海外にある日系企業と深い関係を築けています。日本だと「30代後半以降の管理職向け求人に強み」といったイメージが強いJACですが、海外ではもっと若い人も歓迎されますよ。

シンガポールを海外就職の舞台として選びたい?シンガポールで働くためのビザ要件

シンガポールを海外就職の舞台として選びたい?シンガポールで働くためのビザ要件

外国で働くためには、ビザが必要です。ビザは働きたい国が発給します。多くの国では学歴要件やどの職種で何年の経験があるかの専門性が問われます。

シンガポールのビザ要件は厳しいです。あなたがハーバード大を出ていようが、弁護士であろうが外国人は雇用の調整弁です。

シンガポール国立大学、南洋工科大学などシンガポールの教育機関は世界最高峰になりました。また、シンガポール人はシンガポール国内で多国籍企業での勤務経験を得られるようになり、優秀な人は欧米の本社にプロモーションしています。

このような状況下で、世界レベルでは中途半端な職歴や学歴しか持たない日本人のシンガポール就職は厳しくなるでしょう。

日本人がシンガポールで働く場合、「EP」「SPass」の2種類のビザがあります。EPは高給・高職歴・高学歴が取り、Spassはそれ以外が取ります。EPは政府による発行上限はありません。Spassは企業が何名シンガポールを雇用しているかで企業ごとに割当があります。サービス業で全社員の15%、その他で20%までが発行上限です。

学歴要件EPパス:大学卒業世界大学ランキング100位内の有名大学卒業であれば有利となる)

Sパス:専門学校、短期学校、もしくは同等の学歴
就労年数特になし
年齢制限特になし
最低給与EPパス:SGD4,500(35万円)以上の月給
金融機関に勤める場合、SGD5,000(39万円)以上
Sパス:SGD2,500(19万5,000円)以上の月給

基本的に、人材紹介会社や企業が仕事を紹介したり、面接を申し出た時点であなたはシンガポールのビザ要件はクリアしていると思って問題ないです。

シンガポールはビザ要件がマクロ経済の動向や内政を考慮して頻繁に変更されます。詳しくはシンガポール政府の人力資源省のホームページで最新情報を確認ください。

海外就職先としてのシンガポールとマレーシアの比較

海外就職先としてのシンガポールとマレーシアの比較

シンガポールは今後もアジアのハブ国家として生き残るでしょう。生活コストが高いため、現地採用の一般従業員として生きていくのは、経済面では厳しいかもしれません。

一方、マレーシアはシンガポールに比べると、少しのんびりしています。生活費も安いので、ゆとりのある暮らしを送れるでしょう。コールセンターやカスタマーサポートの仕事も安定的にあります。もともと、マレーシアとシンガポールは同じ国でした。なので、マレーシアとシンガポールはどこか雰囲気が似ています。

ソトシゴトはマレーシアのコールセンターやカスタマーサポートのお仕事を中心に記事を執筆していますが、海外就職でどこで働くかに悩んでいる場合など、気軽に公式LINEからご相談くださいね。

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