マレーシアのコールセンター就職って派遣なのかがわかります
マレーシアのコールセンターってクライアント企業に派遣されることもあるのか
こういった疑問に答えます。
マレーシアのコールセンターで働きたいという方からいただく問い合わせの一つに、マレーシアのコールセンター就職の雇用形態って派遣ですか?という質問があります。
日本だとテレオペ・テレマーケティング・コールセンターは派遣で良くある職種であることから、このような質問が出るようです。
これまでマレーシアやアジアのコールセンターに約200名ご紹介してきた経験からマレーシアのコールセンターに派遣の仕事があるかお伝えします。
マレーシアのコールセンターポジションは一般的に派遣ではありません

マレーシアのコールセンターの雇用形態の多くは、派遣ではなく正社員になっています。多くの会社では、通常ビザが2年で更新になるために、ビザ更新を前提として、契約が更新される正社員ということになっています。またビザ更新があるために、有期で契約更新もあるという意味で、契約社員と表記していることもあるようです。
雇用契約書には、雇用者(会社)側、被雇用者(社員)側双方ともに一定の通知期限は設けて契約解除することができるようになっています。具体的には、社員側は、他の会社に転職したり、日本に帰国する場合などに雇用契約を解除できます。コールセンターの運営会社側からは、雇用調整、プロジェクト自体がなくなってしまった、パフォーマンスが低い場合などに契約解除を通告する可能性があるということです。
日本以外の多くの国ではそうですが、正社員と契約社員の違いというのは極めて曖昧なものだったりします。日本の場合は解雇規制があったり、社会保険料の会社負担など格差といえるような正社員優遇がありますが、海外の場合は、雇用形態のみによって待遇に差がつくことは限定的です。有給休暇、病気休暇、民間医療保険なども等しく支給されます。
マレーシアのコールセンターってクライアント企業に派遣されることもあるのか

マレーシアのコールセンターではクライアント企業へ派遣という形はあまり多くないです。実際には、コールセンターを運営する会社がアメリカやヨーロッパンなどのグローバル企業から受注をして、丸ごとカスタマーサポート業務を受託しています。クライアントの会社に客先常駐される派遣の形態は少ないです。
以前お会いした方の中には、こういった方がいました。
マレーシアは国家としてカスタマサポート業務を積極誘致しており、多くの巨大IT企業がBPO拠点を設けています。このプロジェクトを実際に計画するのは、コンサルティングファームだったりするのですが、マレーシア現地の人材紹介会社がその方を派遣する形で、コンサルティングファームで働いてほしいと言われたことがあったそうです。しかし結局、コンサルティングファームに直接雇用になったということでした。派遣の比率は高くはないと思います。
派遣の良いところと言われる「時間がフレキブルで休みが取りやすい」といったところはマレーシアのコールセンターでは当たり前です。有給も病気休暇も取りやすいですし、残業は少ないです。正社員雇用であっても気負わなくて大丈夫ですよ。
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