【ミドルも行ける】海外就職しやすい年齢って何歳まで?

海外就職

海外就職で年齢の適齢期って?
海外就職の年齢の上限ってあるのかな?
逆に、海外就職って年齢の下限もあるのかな?

こういった疑問に答えます。

私は自身も海外就職をして、今も海外で暮らしています。現在は、海外で働きたい人への人材紹介ビジネスをしています。タイやマレーシアで働きたい方に多いのですが、たまに寄せられるご相談というのにこんなものが良くあります。

現在53歳の公務員です。海外就職に興味があったのですが、日々仕事をしているうちに、気づけば良い年齢になってしまいました。年齢的に海外で働くには難しい年齢のかもしれませんが、可能性はありませんでしょうか。
現在49歳で民間企業で管理職をしています。会社の早期退職制度を活用してマレーシアに移住してセカンドライフを満喫したいと思っています。その準備も兼ねて、マレーシアで現地就職したいのですが、仕事をご紹介頂けませんでしょうか。

海外就職したいけど、年齢が高すぎるのかな。。。こういった心配からのご相談です。20歳くらいの学生さんからのご相談もありますが、相談数で言えば年齢が高すぎるという心配のほうが圧倒的に多いです。

日本の場合転職したければ35歳までに済ませろ、などとは良く言われます。ましてや、職場以外に働く国まで変える海外就職、バイタリティや体力がないと体が持たない感じがします。

では、実際のところはどうなんでしょうか。私はこれまで約5,000件の海外就職の求人票を見て、人材紹介サービスを行ってきました。私の経験から率直な経験を以下説明します。

海外就職の年齢上限を決める要因は職種とビザ

結論からいえば、やはり海外就職の売れ筋は年齢でいえば20代後半から30代前半です。これには2つの要因があります。1つは職種、もう1つはビザの問題です。

【要因1】職種

まずは職種。海外就職というのは日本から来た駐在員現地の外国人社員間に立つことを求められます。なので、駐在員よりは若く、外国人より年上といった年齢構成が一番やりやすいのです。

昨今、駐在員は若くなってきています。日本企業もグローバル化ということで、若手社員を海外駐在させることも多くなってきており、東南アジアでは駐在員を武者修行で30歳前後には送ることはザラです。

こうなってくると、駐在員の下で働く現地採用社員というのは、駐在員が指示をしやすい年齢であることが求められます。そうすると、アジアで海外就職を現地採用として行う場合の年齢適齢期というのは20代後半から30代前半ということになります。

【要因2】ビザ

もう1つはビザの問題です。日本にいれば、意識しないことですが、海外で働く場合は、その国の政府から就労許可(ビザ)をもらう必要があります。制限なく外国人が働き出せば、自国民の雇用を奪うことになるからです。

多くの国では「自国民ではできない仕事」だから、「外国人のあなた」に就労許可を出すという建前になっています。

そのため、あなたに社会人経験がない場合、専門性のないあなたにビザを出すことはできないことになります。

各国のビザ発給基準は厳しい国から緩い国までありますが、最短で2年以上の社会人経験を求めているケースが多いように思います。

一方、年齢が高すぎる場合、国による健康保険負担生活保護などの懸念があるため、ビザを受け付けないケースもあります。例えば、中国の場合、60歳以上の場合は、通常の就労ビザは申請が難しいと言われます。

アジア主要国のビザ発給基準はソトシゴトの各国解説記事を見てください。

ちなみに、観光ビザで働いた場合は逮捕や強制退去になります。一定期間入国できないルールを設けている国も多いです。一生記録がその国の入管(移民署)に残ります。永住権などの申請に悪影響を与える可能性があります。絶対に止めましょう。

ミドル以降のはじめての海外就職。年齢に厳しくない仕事って

ただし、今はミドル以降の海外就職には追い風かもしれません。

というのも、空前の人手不足で、人が足りていません。年齢については緩くなってきています。また少ないながらも東南アジアでは現地代表を現地採用の日本人にする動きも見られます。このトレンドは今後も続くと思います。

業種/職種で言えば、コールセンター自動車などの技術者日本語学校の先生などでしょうか。

タイマレーシアコールセンターは年齢が高いです。若い人は一般企業で引く手あまたなので、待遇があまり良くないコールセンターで働く日本人のコア年齢は40代というのはザラです。タイの場合、日本語だけで働けるコールセンターのお仕事も多いですので、とりあえず行くのが目的なら考えてもいいでしょうね。

中国勤務の自動車などの技術者も年齢が高いです。例えば、ティア1と呼ばれるトヨタ、日産、ホンダなど完成車メーカーで技術者で20年程度働いた人、大手電機メーカーで20年程度働いた人は年齢不問で、2,000万円以上の年収など破格の待遇で中国のメーカーから雇用されることがあります。もちろん技術移転目当てですので、長期雇用はありませんが、短期で稼ぐという点では良いでしょう。

ベトナムカンボジアミャンマーなど人気のない国でも日本語学校の先生へのニーズはあります。今後、入管法改正でブルーワーカーの外国人労働者も増えるため、彼らの研修用に日本語学校の先生へのニーズは高く、年齢にかかわらず採用があります。

海外就職で年齢が高くても就職したい方にオススメの就職方法

年齢が高くても、海外就職を成功させたい、そんな場合の王道はやはり人材紹介会社を使うことでしょうね。やはり、圧倒的に現地の求人情報を握っているのは、その国に長く根ざしている人材紹介会社であることは間違いありません。

実際のところ、募集しても人があまりに集まらない場合、企業は年齢層を広げることがあります。そういった情報をいち早くキャッチできるのは、やはり現地に詳しい人材紹介会社なんですよね。

海外に圧倒的に強い人材紹介会社といえば、JACリクルートメントです。イギリスで日本人が創業した人材紹介会社で、シンガポールをはじめとするアジア主要国には軒並み拠点があります。国によってはリクルートよりも社員数が多いことも良くあります。海外で働きたい人には登録をお勧めします。

年齢が高いけれど、海外就職したい人へのまとめ

  • 海外就職の売れ筋は日本とほとんど一緒で、20代後半〜30代前半
  • ただし、コールセンター、技術職、日本語学校の教師などでは50代でも可能性あり
  • 少しでも早い方が採用確率は高まる。効率的な手段は海外に拠点を多く持つ人材紹介会社を使うこと。JACリクルートメントがお薦めです。

この記事は多くの日本人が海外就職で働くことになる海外の日系企業でのお話です。

外資系企業であれば、年齢制限はゆるいです。なので、専門性がある人はガチンコに外資系にアプライしても良いと思います。

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