マレーシアの就労ビザに関する質問への回答をまとめました

マレーシアの就労ビザに関する質問への回答をまとめました

マレーシアの就労ビザの概要を知りたい?

マレーシアの就労ビザって私にも取れるの?

マレーシアの就労ビザの必要条件とは?

マレーシアの就労ビザのコロナでの影響は?

こういった疑問に答えます。

ソトシゴトの公式LINEから最近特に寄せられる質問の一つに「マレーシアの就労ビザ」に関するものがあります。

新型コロナウイルスによる世界的な景気減速で、マレーシアの就労ビザが今度難しくなるのではないかという心配が出てきています。

コロナ前からマレーシア政府は外国人雇用の抑制を打ち出しており、この流れがコロナによる景気悪化で加速する可能性は否定できません。

海外で働く人なら痛感する「命の次に大事なのは就労ビザ」というのは多くの人が納得するところで、マレーシアのコールセンターをはじめ、海外就職したい人たちにとって知りたい所なのではないでしょうか。

就労ビザはこれを専門に仕事をする方がいるくらいのテーマですので、すべてを網羅するのは難しいですが、私が海外就職のキャリアサポートの仕事をこれまで4年近くしてきた中で、マレーシアの就労ビザに関する情報を少しまとめたいと思います。

なお、マレーシアの就労ビザ、特にコールセンターを受けようかなと思っている人で就労ビザ条件だけわかればとりあえず大丈夫、という方には以前書いた記事がサクッと読めますので、こちらで十分です。

マレーシアの就労ビザ 3カテゴリーの概要

マレーシアの就労ビザ 3カテゴリーの概要

マレーシアの就労ビザは以下の3カテゴリー制になっています。

カテゴリー月額給与期間配偶者帯同ヘルパー雇用ビザ更新
カテゴリーⅠ10,000リンギ以上5年まで
カテゴリーⅡ5,000~9,999リンギ
2年まで
カテゴリーⅢ3,000~4,999リンギ1年以下不可不可最高2回

マレーシアのコールセンターで働く際は、カテゴリーⅡの給料レンジに入ることになるので、雇用契約は2年更新となります。コールセンターだとカテゴリーⅠになるケースもあると思いますが、働いて内部昇格や、経験を積んで金融・ITなど待遇の良いプロジェクトを持ってるBPO会社に転職で実現といった形になるかと思います。

マレーシアの就労ビザの必要条件

マレーシアの就労ビザの必要条件

就労ビザを取るために必要となる最低限の条件は以下の通りです。

大卒以上 3年以上の職歴

短大専門学校 5年以上の職歴

高卒 7年以上の職歴

この条件はマレーシアの移民局の公式サイトに明示されています。

https://esd.imi.gov.my/portal/pdf/tc-esd-quick-guidev3n-2020_april.pdf

マレーシアのコールセンターなら就労ビザで優遇あり

マレーシアの多くのコールセンターは雇用主としてマレーシアからの優遇を受けています。

MSCステータスという優遇ですが、雇用される人の社会人経験が緩和されています。具体的には社会人経験が以下の通り緩和されます。

大卒以上 新卒でも可

短大・専門卒 1年以上

高卒 5年以上 (企業により異なる。10年以上の会社も)

つまり、マレーシアのコールセンターであれば、新卒でのマレーシア勤務も可能となります。

マレーシアでは現在2,954社がMSCステータスを有しています。とはいえ、この中で日本人や日本語話者を採用している会社はそこまで多くありません。

高卒の方からの学歴に関する問い合わせは定期的に寄せられるご質問ですが、就労ビザは一定の社会人経験があれば大丈夫ということです。詳細は以下の記事を読んでください。

マレーシアの就労ビザ必要書類

マレーシアの就労ビザ必要書類

必要書類は明確です。採用された会社から必要書類の説明がありますので、それに従えば大丈夫です。

ちなみに以下になります。

  • 写真

写真はカラー。背景は水色のみ可。サイズは50×35ミリメートル。目は開き、口は閉じているもののみ受け取る。修正画像は却下。

  • パスポートコピー

表紙と査証全ページ。未使用のページが6以上あること。12ヶ月以上の有効期限。カラーコピーのみ有効。

  • 最終学歴証明

英文のものをカラーで提出。

  • 英文履歴書

マレーシアのコールセンターの場合、和文履歴書で面接を受けられる会社もありますが、ここで英文の履歴書が必要になります。

上記を揃えて企業に提出します。ちなみに、企業は加えて職務内容などを用意した上で、書類一式を移民局に申請します。

就労ビザ取得までの期間

就労ビザ取得までの期間

申請してから1ヶ月程度です。ただ、伸びることもあります。

マレーシアの就労ビザの更新手続き

マレーシアの就労ビザの更新手続き

ビザの有効期限1ヶ月前までに更新手続きを行います。

就労ビザを却下されたら

就労ビザを却下されたら

再申請自体は可能です。ただし、入国は遅れることになると思いますので、当初の入社日に入社することは難しくなるため、会社側と交渉が必要になるでしょう。

就労ビザの具体的な発給要件を公開している国というのは日本も含めて、ほとんどありません。誰を入国させるか、させないかという判断は各国の主権の問題だからです。

就労ビザは企業が申請します。当然ながら企業は政府とは友好的にやりたいので、再申請をひとりの社員のために何度もやってくれるというのは考えづらいところでもあります。

マレーシアの就労ビザのキャンセル手続き

マレーシアの就労ビザのキャンセル手続き

就労ビザは会社が申請し、発給を受けます。つまり、雇用主のスポンサーの下、取得しているものです。

一方、マレーシアに長期滞在ができるMM2Hは個人に発給されるものです。

つまり、就労ビザは今の雇用主での就労において、有効なものです。

そのため、就労ビザは会社を退職、解雇、転職すれば、キャンセル手続きが必要になります。この手続きはおもに企業側の人事部が行うものです。

マレーシアの就労ビザのコロナでの影響

マレーシアの就労ビザのコロナでの影響

就労ビザの申請はできるものの、入国は制限を受けています。現状は、カテゴリーⅠの人がマレーシアへの入国を許可されています。駐在員やマレーシア法人の代表など、マレーシアにいないと重要事項の決定や執行に支障が出ているので、まず優先しての入国となります。

カテゴリーⅡの場合、政府に許可を取った上での入国可能になっていますが、現状は主要なポストに限定となっており、遅れています。

また、入国時にはPCR検査が必要など、経済的にも心理的にも負担がかかる状況です。

詳細は在マレーシア日本国大使館のお知らせをご確認下さい。

マレーシアのコールセンターでも入国が許可されておらず、日本法人で研修を行うなど、色々と対応策が取られています。

マレーシアの就労ビザはアジアの中でも比較的取りやすい状況です。しかし、コロナ後が見通せない状況で、不透明な状況が続くことになる可能性はあります。

マレーシアのコールセンターで働くことや給料や現地での生活など、ご質問や不安が有る方はソトシゴト公式LINEからお問合せ下さい。最新情報を個別にお知らせします。

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